Breadcrumb navigation

当社と南極活動の関わり

南極観測活動への当社の参加

  • 第1次南極観測隊が派遣されたのが1956年。以来、55年の南極観測活動の中で、NECグループは1971年に初めて隊員を派遣して以来現在まで観測活動に貢献し続けています。
  • 当社は1987年の第29次隊より、人工衛星からのデータや宇宙からの電波を受信するための多目的衛星データ受信システムの昭和基地への設置工事・現地調整に参加し、以降その運用並びに保守点検のために越冬隊に参加し続けています。

現在の南極観測隊活動における当社の役割

  • 多目的衛星データ受信システムが完成した以後の運用並びに保守点検業務を継続して担当しています。国内外で培った衛星通信、ネットワークに関わる幅広い保守技術はもちろんのこと、現場での様々な問題に迅速に対応できる現場スキルが昭和基地での運用・保守業務に活かされてます。
  • 2003年には南極・昭和基地~国立極地研究所(東京)を高速・広帯域なデータ回線で結ぶためのインテルサット衛星の通信設備が建設されました。これは、昭和基地で観測した重要な学術データを日本へ送るためのシステムで、そのネットワークシステムの機器据付けと調整にも当社は参加し、引き続き運用支援を行っています。

どういう方法で社内から観測隊員が選ばれるの?

  • 当社は社内人材公募で南極地域観測隊員の候補者を選びます。

応募用紙にはどんなことを書くの?

  • 応募者の氏名、所属などの基本情報のほか、専門分野、知識、得意領域など。
  • この任務に適任と考える点。(ここがアピールポイント!)

候補者になったらどんなことをするの?

  • まず、南極昭和基地に設置された多目的大型アンテナ受信システムやインテルサット衛星通信設備の運用・保守を行うために必要な技術研修に参加します。
  • その後、健康診断、冬山・夏山訓練を受け、南極地域観測活動を担当する国立極地研究所に出向します。国立極地研究所で観測活動の準備、荷物の準備などを行い出発となります。