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2009年12月
しらせでの様子

E-mail:Kinjo Yoshinao

場所:昭和基地から約80kmの南極海

11月24日に南極へ向けて成田空港を出発した金城氏。オーストラリアから新南極観測船しらせに乗り込み、船上の様子が報告されてきました。
しらせからのメールは1通あたりの容量が制限されているため短い内容ですが、元気な様子が伺えます!

51次隊 金城氏からのメール

出発の際は見送りに来ていただきましてありがとうございました。
11月26日、無事しらせに乗り込みました。
先代のしらせと比べると揺れないそうですが、すでに酔い止め薬の世話になっている金城です。(必ずしも同じ環境での比較ではありませんが先代に比べると、揺れは約半分程度ではないか…とのこと)

本日、定着氷* に到着しました。隊長以下、全員無事です。

*海岸から南極大陸に向かって発達し、固着して動かない海氷。

さっそくアデリーペンギン、コウテイペンギンの出迎えを受けました。
氷壁の迫力、動物のかわいさは序の口かもしれませんが南極に来たことを実感できました。
ただ、自然の脅威はまだ感じていないので、油断しないよう気を付けていきたいと思います。

出迎えてくれたコウテイペンギンとアデリーペンギン


出迎えてくれたコウテイペンギンとアデリーペンギン

迫力満点の氷壁


迫力満点の氷壁

4代目の新しいしらせは、新機能の新型ヒーリング(横揺れ防止)装置を導入したので揺れも少ないという話でしたが、金城氏には辛いようです。定着氷から昭和基地まではあと少し!無事到着することを祈ります。