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2017年12月
夏作業、再会、基本観測棟の建築

Report:Hajime Oishi

場所:昭和基地

第59次隊の大石 孟氏が、昭和基地から現地の様子をレポートしてくれました。

大石氏レポート

前回はしらせにて昭和基地に向かうまでをお伝えしました。
今回は昭和基地での夏作業について記載したいと思います。

夏作業

昭和基地には12月24日に雪上車にて上陸しました。
多くの隊員は12月20日にヘリコプターにて昭和基地入りしていますが、今回は物資輸送の支援を行っており、少々遅れての昭和基地入りとなりました。
物資輸送は南極での設営の要であり、自分の部門と関係なく全員で助け合いながら実施しています。

氷上輸送実施中の雪上車

氷上輸送実施中の雪上車


柴田隊員と再会

昭和基地に入った後は1年ぶりに第58次柴田隊員と再会しました。

58次隊員との再会(左:柴田氏、右:大石氏)

58次隊員との再会(左:柴田氏、右:大石氏)


基本観測棟の建築

昭和基地では気象条件や人員リソースの都合で夏期間にしか工事ができません。ですので、部門を超えて建築作業等の支援を行います。
今次隊では基本観測棟という新しい建物の建築作業が残っており、私をふくめ多くの隊員が作業に協力します。

建築中の基本観測棟の様子

建築中の基本観測棟の様子


年内は輸送支援や建築作業などの支援業務をしているうちに、あっという間に過ぎてしまいました。
次号ではついに多目的アンテナについてお話ししたいと思います。

では、次の号をお楽しみに!