社外取締役からのメッセージ

社外取締役 松井 隆幸(まつい たかゆき)
2008年6月当社取締役に就任
青山学院大学大学院
会計プロフェッション研究科教授
内部統制や監査論等の企業経営に係わる分野が専門
- Q. 内部統制等の企業経営に係わる分野がご専門でいらっしゃいますが、当社のコーポレートガバナンスに参画されて、どのような評価や課題を感じておられますか?
- A. はじめに、私の専門分野について述べさせていただきたいと思います。私の専門分野は監査論で、大学院では監査基準論や内部監査論の講義を担当しています。特に、私の関心の中心は内部監査にあり、内部監査は内部統制やコーポレートガバナンスを評価対象とするため、これらの分野にも関心を持って研究してきました。したがって、私が内部統制やコーポレートガバナンスについて考える場合、常に監査というか、モニタリングの視点から見ています。
NECネッツエスアイは、NECの上場子会社であるという点で、ガバナンスの上から特殊な状況に置かれていると思います。しかし、NECネッツエスアイの取締役会に参画して感じていることは、上場会社として、常に世間の目、あるいは少数株主の利益も意識し、コンプライアンスを重視する姿勢が確立されているということです。この点、高く評価しています。とはいえ、内部統制ではよくあることですが、環境が変化すると、昨日まで機能していたプロセスが機能しなくなる恐れがあります。現在のような姿勢を常に忘れないことが重要と思います。私も、この姿勢が維持されているかどうかモニタリングの役割を果たすようにしなければならないと意識しています。
- Q. 当社の社員や事業について、お持ちの印象や期待されている点について教えていただけますか?
- A. 私は、取締役として取締役会に出席する以外に、スタッフ部門の責任者の方々と意見交換をする場を設けていただき、私なりの見解を述べさせていただいてきました。その際、各部署の責任を果たすため、一生懸命業務に取り組まれている方ばかりであるという印象を持ちました。取締役の方々の姿勢とも併せて評価させていただけば、「統制環境」には問題なし、というところでしょうか。
NECネッツエスアイの強みは、ネットワークシステムの企画・設計から構築、保守・運用、監視に至るまで、一貫したサービスを提供できるところにあると、私は思っています。ただ、正直に申し上げて、この強みを十分に生かし切れているかどうか、少し疑問も感じています。裏返していえば、強みを生かすことにより成長する潜在力はあるということです。一貫したサービスの提供によりお客様満足度を高め、さらなる成長につなげていただきたいと期待しています。
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