NECネッツエスアイ創立６０周年社員向け社長メッセージ要旨について

2013年12月2日

NECネッツエスアイ株式会社

   ＮＥＣネッツエスアイ（東京都文京区、東証第一部　１９７３、NESIC）では、創立６０周年の記念日を迎え、本日、社長の和田雅夫が、社員に向けてメッセージを出しました。要旨は以下のとおりです。

＜創立６０周年メッセージ要旨＞

　当社がこの１２月１日に創立６０周年を迎えた喜びを従業員の皆さんと分ち合うとともに、お客様、パートナー様、株主様等、当社を長年ご支援いただいた関係の皆々様にお礼申し上げたい。　

　当社は１９５３年に、資本金３０００万円、社員は３６名の日本電気工事株式会社として誕生した。１９５３年は、NHKが日本で初めてテレビの本放送を開始し、国際電信電話株式会社（KDD）が設立された年であり、当社は、日本の新しいコミュニケーションの幕開けの年に誕生したと言える。

　当社は、１９５０年代の国内の放送・通信インフラの構築から、１９６０～８０年代にかけては、その活動の場を世界に拡げ、１５０カ国以上にのぼる世界の通信インフラ構築に貢献した。１９９０年代以降は、携帯電話やインターネットなどコミュニケーションの多様化などに対応し、お客様の社内ネットワークや情報システムの企画、構築、運用、保守などの業務を請け負うＳＩｅｒとしての事業を拡大した。現在も注力しているオフィスと情報通信技術の融合による働き方改革などの高付加価値サービス事業も展開するようになった。

　一方、１９８３年には東京証券取引所第２部に上場、１９９２年には東京証券取引所の第1部に昇格した。２０１１年１０月には事業内容の拡大・変化により、業種セクターが建設業から情報通信業に変更された。１９８８年度には売上高が１０００億円を突破し、昨年度は売上高２３５７億円、営業利益は過去最高の１２５億円を達成。従業員(連結)も本年９月末で６７３８人を数える会社に成長した。こうした中で創立６０周年を迎えられたのは、現役の従業員の皆さんに加え、諸先輩や、従業員を支えたご家族の努力があってのものであり、感謝申し上げる。

　本２０１３年には、創立６０周年記念イヤーとして、年頭から様々な取り組みをしてきた。対外的には本年１月に、東京証券取引所の略称を長年親しまれている「NESIC」に変更、２月には従業員の公募により作成したコーポレートメッセージ「明日のコミュニケーションをデザインする」　を社内外に発信、お客様とともに歩むカスタマーズフェアも東京に続いて大阪と名古屋で開催した。
　また、５月には中期経営計画を発表し、その施策の一環として、４月には旧NECモバイリングの基地局事業を統合、６月にはテクニカルサポート系のコンタクトセンターであるQ&A社を連結子会社化、１０月にはNECマグナスコミュニケーションズ社を買収するなどの手を打った。今年度も、注力事業の伸張と合わせ、昨年度を上回る売上高と過去最高利益の更新を目指しており、２０１６年３月期の中期経営目標として設定した売上高２６００億円、営業利益１５６億円を凌駕する勢いであり、これも現在見直し検討している。

　このような成長の歴史と勢いのもと、創立６０周年のこの機に、「明日のコミュニケーションをデザインする」会社として社会に貢献し、お客様とともに一歩一歩成長していくことを、全従業員で改めて決意したい。

ページの先頭へ戻る