NECネッツエスアイ、新入社員による 東北復興支援活動を今年も実施しました

グループ会社を含む125名が参加

2014年4月24日

NECネッツエスアイ株式会社

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　 　　　 環境整備活動（ベンチづくり）の様子 　　　　　　　　復興を考えるディスカッション風景

NECネッツエスアイ株式会社（本社：東京文京区 代表取締役執行役員社長：和田雅夫、以下、NESIC）は4月9～11日の3日間、2014年4月入社のNECネッツエスアイ・グループ新入社員125名による東北復興支援活動を実施しました。

NESICでは、東日本大震災の翌年から毎年、東北の復興の一助として、また新入社員の社会貢献意識を醸成するため、宮城県本吉郡南三陸町の仮設住宅やその周辺において、新入社員によるガレキ処理や草取りなどの環境整備活動を行ってきました。昨年は、前年に本活動のリーダーを務めた先輩社員も参加、当社が岩手県陸前高田市に開設しているコワーキング・スペース「ひまわりハウス」（注1）を訪問し、被災地の最新の状況を踏まえた復興に関するディスカッションも実施しました。

３年目となる今回の活動には、NESICの全新入社員のほか、一部グループ会社の新入社員も参加。ガレキ処理の次の段階として、地元のニーズを受けて、新たに作られつつある田んぼや畑、果樹園、地元民の憩いの場でもある地区を流れる小川や丘などの環境整備を実施しました。先輩社員が昨年の活動や実務経験をもとにアドバイスしながら、当初予定にはなかった、地域を一望できる丘へ上がる階段づくりなども行い、きめ細やかな活動を行いました。

その他、今回新たな取組みとして以下のことを実施しました。

• １．菊桃の木の記念植樹：

環境整備活動場所である南三陸町波伝谷地区において、震災前の土地の暮らしなどを写真などで紹介する資料館が新たに建設されています。それを記念して、震災前にその土地に植わっていた菊桃の木を資料館周辺に植樹しました。


• ２．市町長および行政担当者の講話：

南三陸町の佐藤仁町長、陸前高田市の戸羽太市長および気仙沼市震災復興・企画部の赤川郁夫部長より講話をいただきました。震災の傷跡の大きさや、復興の現状について、ご自身の体験を交えた講話は新入社員が理解を深めるきっかけとなり、積極的に質問をする場面も見られました。講話の後は、これからの復興について新入社員がディスカッションを行い、社会インフラを手掛ける企業としての社会貢献意識を高めました。

ＮＥＳＩＣは、「できることから少しずつ」を合言葉に、国際協力、環境、災害支援、地域貢献などの社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。被災地支援活動においても、同合言葉のもと、「ひまわりハウス」の設置・運営に加え、本社における東北地方物産展の開催や、被災地小学校における「南極くらぶ」（注2）の実施などを行ってまいりました。また、ＮＥＣグループの進める東北復興支援活動「NEC “TOMONI” プロジェクト（注3）」にも積極参加し、国内各地に勤務する社員がボランティア活動をおこなっています。今回の活動を通じ、社員が継続的に社会貢献活動に参加し続ける土壌作りを進めてまいります。

（注1）ひまわりハウス
http://www.nesic.co.jp/himawari/index.html　（NECネッツエスアイ ウェブサイト）
NESICが2012年11月1日に、岩手県陸前高田市とその周辺地域に新たな事業を興し、復興促進の手助けをすることを目的に、同市に開設したログハウス。同地域の復興や復興を目指す多様な人たちが知識や技術を共有し合い、新しいアイデアやビジネスを創造できるコワーキング・スペースとして設置した。情報や意見交換などの活発なコミュニケーションを支援するために、ブロードバンド回線や、パソコン、スマートタブレットなどの各種端末の利用が可能。また、テレビ会議用の大型ディスプレイや、超短焦点プロジェクターを搭載したインタラクティブホワイトボードなども用意。

（注2）南極くらぶ
NESICの越冬隊経験者が１年間の南極生活で得たさまざまな体験をもとに行う、南極の天候・動物等の自然科学や生活などについての出張授業。「砕氷艦しらせ」の勇姿や、オーロラ・動物・気候などの自然、越冬隊の生活などを、動画を交えて紹介するだけでなく、およそ1万年以上前にできた南極の氷や隊員の防寒服にも直接触れてもらい、楽しみながら南極について知っていただく機会としている。

（注3）NEC “TOMONI” プロジェクト
http://jpn.nec.com/community/ja/social/disaster.html　（NEC ウェブサイト）
NECグループの被災地支援活動。社員が実際に被災地へ行ってボランティア活動をおこなう社員参加型の活動を中心に展開している。今回の新入社員によるボランティア活動も、「NEC “TOMONI” プロジェクト」事務局の協力を得ている。

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