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2018年 社長年頭訓示要旨について

2018年1月5日
NECネッツエスアイ株式会社

NECネッツエスアイ(東京都文京区、東証第一部 1973、NESIC)では、本日、代表取締役執行役員社長の牛島祐之が、社員に向けて2018年の年頭訓示を行いました。要旨は以下のとおりです。

<2018年 年頭訓示要旨>

【すべてをゼロベースで見直し、『1』を目指す】

2017年は、再成長に向けた打ち手を着実に実行した1年となった。
日本では、長時間残業、育児・介護と仕事の両立といった課題に直面し、官民挙げた働き方改革の機運が高まってきた。当社では、この流れに先駆けて2007年より働き方改革へ取り組んできたが、その実績・ノウハウの蓄積と顧客基盤は今や大きな財産となり、事業拡大を牽引している。更に昨年はそれらの上に再成長に向けた新たな打ち手を実施してきた。7月には、2年前より実証実験を進めてきた成果に基づき、世の中の関心の高まっているテレワークを、国内全社員約5000名を対象に本格導入した。そして、10月にはお客様対応を強化するため、社内外のコミュニケーションを活性化する共創ワークソリューション「Zoom」(注1)や顔認証技術をはじめとした最先端の技術を取入れて、本社にあるEmpoweredOffice Centerをリニューアルした。これらの取組みは、外部の評価に繋がり、当社実践例の見学者も1万社/3万人を超えるなど、当社の働き方改革に対するプレゼンスは高まってきた。
また、デリバリーロボット「Relay」(注2)活用サービスを提供開始し、ホテルにおける多フロア間移動の自律走行ロボットの導入では国内初となる実績も挙げるなど、新しいソリューションの投入も着実に進んでいる。
これらの成果や収益性改善の取組みにより、上期は増収増益を実現することが出来、株価を見ても、当社の再成長に対する期待感が表れてきている。

2018年は、新たなる打ち手を成果に繋げ、再成長を加速する年である。良好な企業業績を背景に設備投資の増加も見込め、また、ICT投資を増加した企業に対する法人税減税、人づくり革命/生産性革命といった企業の競争力強化、ICT投資活性化に向けた政策面の後押しなど、市場環境はフォローの風が吹いている。加えて、AI関連をはじめとしたデジタルトランスフォーメーション(注3)の加速や、次世代通信規格5G、次世代放送4Kへの取組みも本格化してくることが期待され、当社注力領域の事業環境も良好である。それらの風を確実に捉えることで、再成長の加速を実現していく考えである。

そのために、今年は『1(一)』に対するこだわりを全社員で共有したい。当社の課題である再成長の実現には、お客さまに対して、単なる満足を越えた感動を提供し、当社でなければならないと言って頂けるレベルのサービスを目指す必要がある。今後、あらゆる活動に際して『ナンバー1』を狙い、他が真似できない『オンリー1』を創り、他に先んじた『1st』を意識した取組みに挑戦してほしい。そして、NECネッツエスアイグループの総合力を発揮すべく、社内、グループ内のベクトルを合わせ『一体感』をもった活動をしよう。
NECネッツエスアイは今年が創立65年である。先達が築いた強みを継承しつつ、ゼロベースの発想で自分たちの活動を見つめ直し、『1』にチャレンジしていこう。

以上

注1:共創ワークソリューション「Zoom(ズーム)」について
Zoom Video Communications, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Eric S. Yuan、注)のコラボレーションクラウドサービス「Zoom」を中核に、情報共有や課題解決、意思決定スピードを大きく変革していく生産性の高い働き方を実現するソリューション。
「NECネッツエスアイ、社内外のコミュニケーションを活性化する共創ワークソリューション Zoomを発売」(当社2017年9月7日プレスリリース)
http://www.nesic.co.jp/news/2017/20170907.html/

注2:「Relay(リレイ)」について
米国Savioke, Inc.(本社: 米国カリフォルニア州 CEO: Steve Cousins)が開発した、人から人へモノを運ぶ自律走行型デリバリーロボット。各種センサーを搭載し、自動で障害物を避けて目的地までの自律搬送が可能。
当社デリバリーロボット「Relay」活用サービス 紹介ページ
http://www.nesic.co.jp/solution/relay.html
「NECネッツエスアイ、デリバリーロボット「Relay」活用サービスを日本国内向けに提供開始」(当社2017年7月26日プレスリリース)
http://www.nesic.co.jp/news/2017/20170726.html/
※本サービスは2022年3月末をもって取り扱いを終了しました。

注3:デジタルトランスフォーメーション
AIやIoTなど先進のICTを用いて、企業・産業の事業活動や都市運営などを大きく変革する概念

※ 記載されている会社名、サービス名、商品名などは、各社の商標または登録商標です。

明日のコミュニケーションをデザインする

NECネッツエスアイは、
お客様の目線に立ったこれからのコミュニケーションをデザインすることで、
お客様の価値向上に取り組んでまいります。