Breadcrumb navigation

2013年11月
南極越冬隊55次隊 水田 裕文氏 出発直前インタビュー

心境・準備

Q いよいよ出発ですが、今のお気持ちは?
A

ようやく南極に行けるんだという期待が半分、子どもを残して行くことへの不安が半分というところでしょうか。 下の子はまだ小さいのですが、帰ってくるまでお父さんを覚えていてほしいですね。

Q 南極に行かれるということで、ご家族や友達、同僚からどんな言葉がありましたか?
A

「怪我するな」「病気にはなるな」と、皆、身体のことを気遣ってくれました。

Q 昨日はどのように過ごされましたか?
A

家族と妻の両親とで、近所に和食を食べに行きました。

Q 南極にはどのようなものを持って行きますか?
A

業務に必要なものや生活用品などのほかに、気分転換にゲームをするため、パソコンを余分に持っていきます。

Q このあと、オーストラリアから南極観測船「しらせ」に乗船して南極に向かうのですね。
A

今回、高性能の望遠カメラを借りてきたので、クジラやイルカなどの海洋動物の写真をたくさん撮りたいと思っています。

南極での仕事・生活について

Q 南極ではどのようなお仕事をするのですか?
A

多目的衛星データ受信システムと大型パラボラアンテナの運用・保守点検業務を行います。
そのほかに、今回初めての試みとして、昭和基地内の消費電力を“見える化”するEMS(Energy Management System)の調査なども並行して行います。

Q プライベートでやってみたいことは?
A

せっかく良いカメラを持参するので、南極の自然をたくさん撮影してきたいと思います。また、楽器演奏ができる隊員が多いので、ビッグバンドを組んで演奏したいと思います。ちなみに僕は、ドラムをやってみたいと思っています。演奏経験はないですが(笑)

抱負・決意

Q NECネッツエスアイの社員として、どう貢献したいと思いますか?
A

多目的アンテナの運用以外にも、空いた時間を利用して、ネットワーク屋としてLANやインターネットなど昭和基地でのネットワーク環境をサポートしたいと考えます。また、観測器もひととおり触れますので、観測部隊の機器面でのサポートも行い、NESICならではの技術力で貢献できたらと思います。

Q このサイトを見てくれている皆さんに一言!
A

南極の空気まで伝わる写真をたくさんお届けしようと思っていますので、ぜひこのサイトをご覧くださいね!