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～システム設計から構築、試験、調整、教育・訓練まで含むフルターンキーベース受注～
2005年6月24日
日本電気システム建設株式会社
日本電気システム建設株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：馬場 征彦、以下NECシステム建設）および日本電気株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：金杉 明信、以下NEC）はこのたび、世界最大の石油会社であるサウジアラビア国営サウジアラムコ社より、ペルシャ湾沿岸北部地区にネットワーク総延長約2,214kmの光通信システムを構築するプロジェクトを受注しました。なお、本受注は2003年8月受注の第１期分に引き続く継続受注であります。
このたびの受注は、総延長314kmの光ケーブル敷設工事を含み、システム設計から構築、試験・調整そしてシステム稼動後の運用教育・訓練を含むフルターンキーベースとなっております。
本プロジェクトは、サウジアラムコ社が保有するプラント施設間の通信や設備保守・設備監視等にて増大する通信需要に対応すると共に、ブロードバンド化の流れを受け、既存のマイクロ波無線システムを高速・大容量かつＩＰ技術を採用した光通信システム（光波長多重システム＜DWDM＞及びSDHシステム＜通信速度：155Mbps～10Gbps＞）へ全面的に更新する3期、約6年間に亘る大型通信プロジェクトであり、今回の受注はその第2期目であります。
今回の受注概要は以下の通りです。
第1期の総延長約1,540kmに続く、ネットワーク総延長約2,214kmの第2期光通信ネットワーク構築。本ネットワーク構築により、サウジアラムコ社が保有するペルシャ湾沿岸北部地区におけるプラント施設間通信のブロードバンド化を促進するものであります。
2007年9月（工期は約30ヶ月）
本受注は、2001年8月受注した同客先向けペルシャ湾沿岸南部地区光通信ネットワーク構築並びに2003年8月受注の同北部地区向け光通信ネットワーク構築プロジェクト第1期に続き、連続受注したものであります。進行中の第１期工事では、契約納期（2005年9月）の前倒し完工を目指し順調に推移しております。
これまでのNECシステム建設およびNECのソリューション力、施工品質、及びプロジェクト管理能力がサウジアラムコ社から高く評価され、サウジアラムコ社の企業内・基幹ネットワークの構築に関する主要なシステムインテグレータとしての確固たる信頼を得た結果、入札に参加した競合他社（米国系システムインテグレータ）を退けこの度の受注に繋がったものと考えております。
サウジアラムコ社では、今後もマイクロ波無線システムからの更新プロジェクトの最終期となるサウジアラビアを東西に横断するパイプライン沿いにおける大規模光通信ネットワーク、更には石油／ガス・プラント通信拡張計画等、原油価格の高値安定を背景とした様々な大型プロジェクトが計画されております。NECシステム建設およびNECは今回の受注を機に、サウジアラムコ社が今後実施する各種通信システム構築プロジェクトの受注獲得に向け、現地営業体制を強化しさらに顧客に密着した営業活動を展開してまいります。
以 上
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NECシステム建設 NEC営業本部 海外システム第二営業部 TEL：（03）5463-7744 |
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