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フィジカルセキュリティの考え方

まずは危険度や重要度によるエリア分けから

敷地への出入口から、エントランス/受付、さらに多くの社員が働き、大切な情報資産があるオフィスエリアや、より堅牢なセキュリティが要求される開発部門やサーバルームなど、セキュリティレベルは段階的に変化します。
そこで、セキュリティの対策を進めるにあたって、まず場所ごとに危険度や重要度のランクを明確に設定することが重要です。こうしたセキュリティレベルによるエリア管理は、最適なフィジカルセキュリティソリューションをご提供するベースとなります。

セキュリティレベルに応じたエリア管理

フィジカルセキュリティを導入するには各エリアのセキュリティレベルを定め、重要度をランク付けする必要があります。
最も低いセキュリティレベルであるレベル1から始まり、レベル2,レベル3、レベル4と上がっていきます。

セキュリティレベルに応じたエリア管理

セキュリティレベルの一例

  • 部門別、フロア別に重要度を分析し、セキュリティレベルを決定する。
  • 人とセキュリティエリアの動線により管理策・導入システムを決定する。

セキュリティレベルの一例

セキュリティレベルとシステム

セキュリティレベルの役割と、最適なシステムをご紹介いたします。

レベル1:侵入監視エリア

公道と敷地の境界線から建物への入口までの屋外エリア。敷地内への不法侵入を防止するために外周監視システムや車両ゲートシステム、映像監視システムを連携させたシステムの導入を推奨。

対策内容 おすすめシステム
フェンスの乗り越え 外周監視システム + 監視カメラ + 赤外線センサー
自動車の入場 車両ゲート(ナンバー読み取り、RFIDタグ等)
映像記録 監視カメラ(屋外用)

フェンスの乗り越え対策

車両ゲート

監視カメラ(屋外用)

レベル2:来訪者管理エリア(エントランス/受付)

来訪者が訪れるエリア。フラッパーゲートや警備員による抑止などで不正侵入を防止し、適切なセキュリティを確保すると同時に、来訪者へのホスピタリティや利用者への利便性を損なわない配慮が必要。

対策内容 おすすめシステム
館内への入館 フラッパーゲート
映像記録 監視カメラ

フラッパーゲート

監視カメラ

レベル3:オフィス管理エリア

一般事務オフィスのエリア。ICカードリーダなどを利用した入退管理システムで履歴管理、不正侵入の防止を行う。共連れ防止との連携により安全性の向上を図れる。

対策内容 おすすめシステム
オフィスへの入退室 ICカードリーダ
映像記録 監視カメラ
各種センサー 共連れセンサー等

ICカードリーダ

監視カメラ

共連れセンサー

レベル4:特定警戒管理エリア(サーバルームなど)

もっとも厳しい対策が必要なエリア。なりすましを防ぐために身体的特徴をもとに認証を行うバイオメトリクス認証や映像監視システムとの連携を推奨。

対策内容 おすすめシステム
特定室の入室 ICカードリーダ + バイオメトリクス認証
映像記録 監視カメラ

顔認証

静脈認証

監視カメラ

ソリューションマップ

セキュリティレベルを構成する代表的なシステムの一例

ソリューションマップ

ソリューションメニュー

フィジカルセキュリティソリューションを構成する「入退管理ソリューション」、「侵入監視ソリューション」、「映像監視ソリューション」、入退管理とその他のシステムを連携することが可能な「ICカードソリューション」についてご紹介します。

セキュリティレベルに応じたエリア管理をもとに、各レベルに最適な入退管理システムをご紹介します。
身体的特徴(顔、静脈等)を利用した認証で本人確認を行うバイオメトリクス認証や、ICカードをかざして扉やフラッパーゲートを解錠する入退管理システムで、不正侵入を防止し、認証ログを管理します。

映像を「監視」「録画」し、犯罪の未然防止、犯行現場の証拠確保、業務効率の改善を促す映像監視システムについてご紹介します。

建物の敷地や建物の内部に不正侵入する者を検知し、威嚇、退散、発報するシステムのご紹介です。映像監視システム等と連携し、セキュリティ強化を図ります。

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