2013年社長年頭訓示要旨について

   ＮＥＣネッツエスアイ（東京都文京区、東証第一部 １９７３、NESIC）では、本日、社長 の和田雅夫が、社員に向けて2013年の年頭訓示を行いました。要旨は以下のとおりで す。

＜2013年 年頭訓示要旨＞

   2012年は、各事業分野で追い風を受け、回復基調の一年となった。インフラ関連では、 通信事業者による移動体ネットワークの通信量増大への対応が積極的に行われるとともに、 消防・防災システムのデジタル化が本格化した。企業向けには、オフィス改革ソリューション EmpoweredOffice*が引き続きお客様に注目を頂き、当社実践例の見学者も、５年間で 累計1 万人を突破した。サービス事業拡大に向けては、もしもしホットライン社やキューアンド エー社との提携を進めた。2012年度はまだ3ヶ月残っているが、上期の好調を受け、既に 市場から大きな期待を頂いている。プロジェクト管理を徹底し、事業をきちんと遂行し、成果 を積上げていこう。

   我々を取り巻く事業環境は、2013年も堅調さが継続するものと考える。消防・防災シ ステムのデジタル化投資はさらに拡大すると見込まれるし、通信事業者によるネットワーク強 化の需要も高い水準を維持すると期待する。経済環境の不透明さは残るものの、円安や 株価の回復など復調の兆しも見え、ICT による企業の経営強化へのニーズは底堅いものが あろう。このような環境の中、当社は、2013年に創立６０周年を迎える。60周年を１つの 区切りとして、新たな成長に取り組んでいく。そのための柱が、サービス事業である。足元のイ ンフラ事業におけるフォローの風を活かしつつ、その先のサービス事業の拡大を図っていくこと が重要である。

   60周年記念年のスタートに当たり、当社のあるべき姿を表すものとして社内公募していた コーポレートメッセージを 「明日(あす)のコミュニケーションをデザインする」 に決定した。我々の強 みはネットワークである。しかしながら、単なるインフラとしてのネットワークの構築・運用にとど まらず、さらにそれを活かし、お客様のコミュニケーションを活性化し、新しいコミュニケーション を生むようなサービスを提案、デザインをしていく会社になっていく、そんな決意を表したメッセ ージである。我々には、施工基盤、ICT 技術基盤、そしてサポートサービス基盤という、当社 ならではの幅広い共通事業基盤がある。これらを有機的に連携し、活用することで他社に はないお客様目線のサービスが提供できる。全社の力を結集し、「コミュニケーションをデザイ ンする」会社として、新たな成長に向けた力強いスタートを切ろう。

※ ＥｍｐｏｗｅｒｅｄＯｆｆｉｃｅ（エンパワードオフィス）：

当社の提供するオフィス改革ソリューション。

当社の強みであるＩＣＴ（情報通信技術）とファシリティ施工力を融合し、

より知的で創造的なワークスタイルへの業務プロセス改革を実現するとともに、

セキュリティ強化や環境対応力といった社会的責任に応える

「働き方」と「働く場」の改革を提案するもの。

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