NECネッツエスアイ、中期成長に向けた組織再編を実施

2013年4月1日

NECネッツエスアイ株式会社

   NECネッツエスアイ株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役執行役員社長：和田雅夫、東証：1973、NESIC）は、 中長期的な成長に向けた組織再編を4月1日付けで実施いたしました。 再編の主な内容は、お客様視点の事業運営体制強化のための営業組織の一本化、 および新規ビジネス開拓・促進のための専門組織の新設です。

   現在のICT関連市場においては、企業における経営強化のツールとしてのICTサービスの 活用ニーズの高まり、通信事業者におけるスマートフォンの急激な普及に伴う通信量の増加に対応したネットワークの強化、 官公庁・社会インフラ分野における住民の安心・安全のためのインフラ投資など、堅調な市場が見込まれております。

   NESICは、過去数年間にわたり強化してきた収益体質をベースに、トップラインの成長を目指しており、 営業リソースの強化、本社および各地域拠点での自社EmpoweredOffice化の推進、パートナー企業との提携・資本参加や、 サービス提供基盤の拡充、事業買収などの施策を打ってまいりました。 今回の組織再編は、今まで打ってきた成長施策を踏まえ、堅調な市場ニーズをきちんと捉えるとともに、新たな事業開拓を図るものであります。

組織再編の概要は下記のとおりです。

1. お客様を基点とした体制の強化：
   
   
   • 営業統括本部と地域事業本部営業機能を統合

   従来、東京を中心としたお客様に対する営業機能と、それ以外のお客様を地域拠点でカバーする営業機能とが分かれておりましたが、 全社の営業機能を営業統括本部に一本化いたしました。 これにより、従来首都圏の一般企業を中心に拡販を行ってきたEmpoweredOfficeを自治体や各地に根ざした企業などへ拡大するなど、 全国視点での営業力の強化を図るとともに、強化してきた営業リソースの柔軟な配分を可能にし、 さらには、全国規模の顧客に対するシングルウィンドウ化による営業活動のスピードアップを図ります。




• 海外ソリューション営業本部、海外事業統括本部の新設

分散していた海外事業に関する営業・事業部門および海外現地法人管理機能を整理し、 営業統括本部内に海外ソリューション営業本部を設置するとともに、 海外事業を支援・統括する海外事業統括本部を設立いたしました。 これにより、現地法人を中心に行っている現地顧客向けインフラ構築ビジネスの深耕を図るとともに、 今後、成長が期待されるＪＯＣ向け海外事業への取組みを強化いたします。




2. 新規ビジネス分野の取組み強化



• 新事業開発部の新設、販売推進部門の拡充

お客様の潜在的なニーズの発掘や新たな事業モデルの構築など、 ビジネスインキュベーションを行う全社横断組織として新事業開発部を新設いたしました。 パートナー会社とのシナジー強化を推進してきた新サービス事業推進室もここに統合し、 他社リソースを活かした新たなビジネスも促進します。 また、各事業本部に、市場（企業・キャリア・社会インフラ）に対応した販売推進部門を 新設／拡充し、新事業開発部との連携の下、ビジネス創出からマーケティング・販売に至るビジネスサイクルを構築し、 中長期の成長に不可欠な新規ビジネスの拡大を目指します。

   NESICは、本年12月に迎える創立60周年を１つの契機に、明日のコミュニケーションをデザインする会社として、 次のステージの成長を目指しております。今回の組織再編により、お客様視点の事業提案・開発力を強化し、新しい成長を実現してまいります。

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