Breadcrumb navigation

スマートデバイスを活用した感情ケア・ソリューション「FEELBOT」を利用して学級の指導を支援する実証実験を徳島県上板町立高志小学校で実施

2018年2月21日
徳島県上板町立高志小学校
NECネッツエスアイ株式会社
D2EMOTION株式会社

徳島県上板町立高志小学校およびNECネッツエスアイ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役執行役員社長:牛島 祐之、東証:1973 NESIC、以下NECネッツエスアイ)は、D2EMOTION株式会社(以下D2EMOTION)製のスマート感情ケア・ソリューション「FEELBOT」を活用して、児童/生徒の気持ちの状態と交友関係を把握し、学級の指導を支援する実証実験を2018年3月まで行います。

「FEELBOT」を活用し、今日の気持ちを入力する児童

「FEELBOT」を活用し、今日の気持ちを入力する児童

FEELBOTの概要

FEELBOTは、児童・生徒がタブレット端末等を利用して感情や交友関係を入力し、そのデータを教師が確認することにより、児童・生徒の心理状態を見える化することができる構成員管理支援システムです。
これまでの実証実験から、「FEELBOT」で得られたデータを教師間で共有し、意見交換できるなど、一定の活用効果が得られています。

実証実験の概要

今回の実証実験では、上板町教育委員会にて今年度整備したタブレットPCを使用し、教育現場での「FEELBOT」の活用効果や学級指導におけるIT機器の有効性を検証します。さらに、これまでNECネッツエスアイとD2EMOTIONが実施してきた実験を踏まえ、地方と都市との傾向や活用法の違いについても検証します。

1)児童・生徒が行う操作
・1日2回(登校時、下校時)自分の気持ちを表現する操作(心の表情、心の色、幸せ点数の選択)を行う
・下校時に好感を持っているクラスの友達に「ハートを送る」
・教師に直接メッセージを送ることもできる

「FEELBOT」の入力画面(児童・生徒用)

「FEELBOT」の入力画面(児童・生徒用)

2)教師への支援
・「ハートを送る」のやり取りの状況により友達への関心の度合いが判る
・週や月単位で感情の状態を一覧できるため、変化を早期発見できる
・児童・生徒が入力したデータを見える化した「感情分布図」によりクラス全体の状況・変化をつかむことができる

「FEELBOT」の管理画面(教師用)

「FEELBOT」の管理画面(教師用)

以上

※記載されている会社名、サービス名、商品名は、各社の商標または登録商標です。

関係者概要

■D2EMOTION株式会社
代表:JI-YOUNG JEONG
所在地:韓国忠清北道清州市清原区梧倉邑中心商業2路48
URL:http://d2emotion.jp/
事業概要:人の感情に基づき、人間を大事に思う、「人に寄り添う技術」を企業理念として設立されました。今までなかった感情基盤のFeelbot(Feel + robot) という独自のソリューションを開発し、真のコミュニケーションと共感ができる未来技術を目指しています。

■徳島県上板町立高志小学校
校長:武田 國宏
所在地:徳島県板野郡上板町高瀬字天目一1108
URL:https://e-school.e-tokushima.or.jp/kamiita/es/takashi/html/htdocs/
概要:全校児童138名の小規模校です。豊かな自然の中に位置し、緑豊かな学校です。学校教育目標は「生命と人権を尊重し、豊かな心と自ら学ぶ力をもち、心身ともにたくましい児童を育成する」です。日々の教育活動においては持続可能な社会づくりに向けてSDGsの達成に向けて「誰一人とり残さない」を意識し、地域での体験・交流活動を積極的に取り入れた教育活動を展開しています。

本件に関するお客様からの問い合わせ先

NECネッツエスアイ テクニカルサービス事業本部
テクニカルサービス販売推進本部
TEL:(03)6699-7191
Email:tssol@ml.nesic.com

明日のコミュニケーションをデザインする

NECネッツエスアイは、
お客様の目線に立ったこれからのコミュニケーションをデザインすることで、
お客様の価値向上に取り組んでまいります。