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NECネッツエスアイ、電子スタンプ事業強化のため独自技術を多数持つインターメディア研究所へ出資

2018年9月5日
NECネッツエスアイ株式会社

NECネッツエスアイ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役執行役員社長:牛島祐之、東証:1973 NESIC、以下NECネッツエスアイ)は、オープンイノベーションの推進を目的に運営を開始したCVC(注1)ファンド「ネッツ・イノベーション・ベンチャー有限責任事業組合」(以下、本ファンド)を通じて、電子スタンプ事業の更なる事業強化、市場拡大を図るため株式会社インターメディア研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役:吉田健治、以下インターメディア研究所)へ出資しました。

インターメディア研究所は、スマートフォンのタッチパネルで読み取り可能な静電容量コード技術の特許「Electrostatic Capacity Code」(注2)の世界展開を目指す電気通信大学(注3)発のベンチャー企業です。同社は、静電容量コード技術を用いた製品の開発・製造・販売・ソリューションを提供しています。同社が開発する電子スタンプデバイスは他社製品と比べ、生成送信する静電容量コードを飛躍的に拡大させ、より秘匿性の高い認証基盤として高度な活用を実現します。

NECネッツエスアイは、このたびの出資により、インターメディア研究所との連携を強化し、ポイントカードやクーポンなどの付与、消し込みが中心だった当社の電子スタンプ事業を、認証・決済などの高いセキュリティが求められる用途への適用拡大を図ります。また、静電容量コード技術を用いた新たな製品を活用したサービス展開を推進し、イベント・プロモーションを活性化する新たな価値の創出、マーケットの開拓に取り組みます。

NECネッツエスアイは、お客様のニーズに応じた電子スタンプ活用サービスの提供により今後、2020年までに売上累計約10億円強を目指します。また、今後も様々なスタートアップ企業との連携を推進し、オープンイノベーションを加速させることにより新たな価値の創造/新事業の創出に取り組みます。

電子スタンプサービス

【参考】出資先会社の概要
商 号:株式会社インターメディア研究所
設 立:2016年2月
代表者:吉田健治
URL :new windowhttp://www.im-lab.com/

以上

注1:CVC…Corporate Venture Capital の略。投資会社がキャピタルゲインを目的としたべンチャーキャピタル(VC)と異なり、事業会社が本業との事業シナジーを目的にベンチャー企業へ出資するVC。
URL:http://www.nesic.co.jp/news/2018/20180112.html

注2:Electrostatic Capacity Code…静電容量コードとは、底面に複数の電極を配置したデバイスをスマホ等のタッチパネルに載置することにより、電極の静電容量が検知され、その配置パターンにより数値化されたコード情報である

注3:国立大学法人電気通信大学
URL:new windowhttps://www.uec.ac.jp/
※記載されている会社名、サービス名、商品名などは、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお客様からの問い合わせ先

新事業開発部
E-mail:future@ml.nesic.com

明日のコミュニケーションをデザインする

NECネッツエスアイは、
お客様の目線に立ったこれからのコミュニケーションをデザインすることで、
お客様の価値向上に取り組んでまいります。