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水道管路漏水検知ソリューション

水道管路漏水検知ソリューションは、水道の安定供給を脅かす重大なリスクに対し、効果的・効率的な漏水の発見と情報の見える化を提供することで、住民の安心・安全と水資源の確保、水インフラの維持管理の高度化を実現します。

水道の安定供給を脅かすリスク

現在の漏水調査は人的作業が主流ですが、人手不足、予算不足が深刻化するにつれ、供給地域全体に敷設された水道管路の状態把握が困難な現状です。
また、更新の優先順位は耐用年数、管種等で検討することが主流ですが、限られた財源を活用し管路更新計画を実施するには健全度を効率的に把握し反映する必要があります。
このままの状態が続くと、これまで通りの安心安全な水道インフラが提供できなくなる可能性があります。

水道の安定供給を脅かすリスク

ソリューション概要

本ソリューションは、「衛星画像解析」と「通信機能付き振動センサ」で漏水疑義箇所をピンポイントで特定し、「情報統合表示プラットフォーム」で漏水箇所情報を含む管路情報を一元管理します。
これにより住民の安心安全と水資源の確保、水インフラの維持管理の高度化を実現します。

水道管路漏水検知ソリューション概要図

漏水検知の仕組み/データ利活用の流れ

① 漏水マクロ検知【衛星画像解析による漏水地区の絞り込み】

衛星画像解析により地下水の状況を監視できます。電磁波の反射特性の違いから水道水と非水道水を分別して検出し、地域全体から漏水エリアを絞り込みます。

漏水マクロ検知【衛星画像解析による漏水地区の絞り込み】

② 漏水ミクロ検知【振動センサによるピンポイント検出】

①で絞りこんだ地区に振動センサを設置します。漏水疑義箇所をピンポイントで抽出します。

漏水ミクロ検知【振動センサによるピンポイント検出】

③ 情報管理・統合表示【情報統合表示プラットフォームによるデータ利活用】

情報統合表示プラットフォーム上に様々なデータを重ねて見える化します。効率的な漏水調査計画、管路更新計画の立案を支援します。

[活用例] 法定耐用年数以外の情報も組み合わせて分析し、管路更新重要度を評価
     利用データ:水道事業体様でお持ちの情報(管路情報、漏水履歴等)、衛星画像解析結果、
           振動センサ調査情報、オープンデータ(土壌、人口等) 等

情報管理・統合表示【情報統合表示プラットフォームによるデータ利活用】

※記載されている会社名、サービス名、商品名は、各社の商標または登録商標です。

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