Breadcrumb navigation

NECネッツエスアイ、成長力、競争力強化に向け全社の組織再編を実施

2019年3月27日
NECネッツエスアイ株式会社

NECネッツエスアイ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役執行役員社長:牛島祐之、東証:1973 NESIC、以下 NECネッツエスアイ)は、成長の加速、競争力強化に向けた事業構造の強化を目的に、全社の組織再編を4月1日付で実施します。再編の主な内容は、先進技術への対応、新規事業の創出強化に向けた全社の技術戦略・新事業開発機能を担う部門の新設および生産事業本部の再編です。なお、事業本部レベルの再編は、2014年4月に実施して以来、5年ぶりに実施するものです。

ICT業界の事業環境は加速度的に変化しています。CAMBRIC(注1)やDX(デジタルトランスフォーメーション)など先進的なテクノロジーは日々進化し続け、これに伴い競争環境も大きく変化しつつあります。また5Gや仮想化、ネットワークのオールIP化などにより情報通信システムの仕組みが劇的に変化することが想定されてます。
これら事業環境の変化に適応できるスピードと、専門性、競争力を持って高い付加価値を提供し続ける事業構造へ強化すべく、現在の事業本部の事業、機能を再編し、3つの事業本部へ集約いたします。
また先進技術への対応力強化およびビジネス開発の推進を目的に、各部門に分散していた先進技術者、ビジネス開発機能を集約し、120名規模の推進組織を新設します。
今回の組織再編により、中長期的な事業対応力の強化を図るとともに、No.1、Only1の事業の創出など高い顧客価値を実現し、成長力および収益力の強化を目指します。

組織再編の概要は以下のとおりです。

全社の技術戦略・新事業開発機能を担う部門の新設(ビジネスデザイン統括本部)

今後、さらなる先進技術への対応、新規事業の創出強化に向け、先進技術領域のエンジニア、事業開発機能を集約することで、デジタルトランスフォーメーション/AI/5G/セキュリティなどの先端技術を活用したビジネス開発・事業化や中長期の全社技術戦略企画、アライアンス・パートナー協業の推進・強化を図ります。
NECネッツエスアイは、従来から培ってきたSI構築/施工/運用保守の付加価値をさらに活かすべく、最先端技術への取組みを強化しており、CVC(注2)設立をはじめとしたオープン・イノベーションの強化をはかるとともに、働き方改革分野で代表されるような自社における実践を通じて評価・改善を行い、事業化へとつなげる取組みを進めて行きます。

成長加速に向けた生産事業本部の再編

現行の業種別/機能別の5事業本部を、以下の機能別の3事業本部に再編し、リソース/ノウハウを集約すると共に、スリムで機動的な意思決定/事業運営を実現いたします。

①デジタルソリューション事業本部
業種系SEおよびクラウド・BPOなどのSI・サービス機能を集約することで専門性、競争力の強化およびサービス事業化への対応力を強化を図ります。

②ネットワークインフラ事業本部
公共性の高いネットワーク領域におけるSI機能の統合によるネットワーク高度化への対応力の強化などを通じて、専門性・競争力の強化および上流SI力強化を図ります。

③エンジニアリング&サポートサービス事業本部
国内/海外の施工・保守アセットを集約し、全国施工・保守体制一元化による地域エリアの事業強化や国内外における施工力・プロジェクトマネジメント力の強化、高い品質や高効率な生産性を実現いたします。

参考:組織再編後のバリューチェーンイメージ

組織再編後のバリューチェーンイメージ

以上

注1:Cloud Computing, AI, Mobility, Big data, Robotics, IoT, Cyber security
注2:CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)の設立について
  「NECネッツエスアイ、ベンチャー企業とのオープンイノベーションによる新事業創出に向け
   CVCファンドを設立」(2018年1月12日プレスリリース)
   https://www.nesic.co.jp/news/2018/20180112.html/


※ 記載されている会社名、サービス名、商品名は、各社の商標または登録商標です。

明日のコミュニケーションをデザインする

NECネッツエスアイは、
お客様の目線に立ったこれからのコミュニケーションをデザインすることで、
お客様の価値向上に取り組んでまいります。