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トークメンバー
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T.A.
2015年入社
理工学部情報テクノロジー学科卒ビジネスデザイン統括本部
エンパワードビジネス推進本部 / 主任 -
K.T.
2002年入社
工学部工業経営学科卒社会・環境ソリューションビジネス開発本部 / 課長
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S.M.
2016年入社
理工学部情報システムデザイン学科卒DXソリューション事業本部
オフィスソリューション事業部
グローバルプラットフォームサービス部 / 主任
NECネッツエスアイにおける女性技術者の活躍の場は、
ずいぶん広がってきましたね。

K.T.
事業の幅が広がったことで、私たちの選択肢も増えたと感じています。私が入社した頃は通信インフラの構築、施工や保守が主でしたが、現在は上流工程の仕事も多いですし、クラウドも手がけています。男女を問わず、働く場は大きく広がりました。
T.A.
テクノロジーの進化も大きいですね。以前ならば出張が必要だったことも、今はリモートでできるようになりました。
S.M.
おかげで子育てしながらも無理なく働けるようになったのではないでしょうか。もちろん現場に駆けつけて対応しなければならない仕事もありますが、ライフスタイルに合わせて柔軟に働き方を選べるようになったと思います。出産などで生活が大きく変わっても、働き方を変えることで対応できるので、さながら社内に転職先があるような感じです。
K.T.
やはり女性の場合は出産が大きな転機、岐路になりますね。
T.A.
K.T.さんの頃は今以上に女性の技術者が少なく、大変だったでしょう。
K.T.
身近にロールモデルがいなかったので、どうしたらいいんだろうという不安は大きかったです。でも、生き方に正解なんてありません。なるようにしかならないと腹を決めて、やってきました。
S.M.
産前産後休暇、育児休職から復職し、働き方に合わせて業務も変わるとなると、リセットされて新入社員に戻ったような感じだったのでは。
K.T.
でも、私もよく「大変でしょ」と言われたけれど、大変だと感じたことはあまりなかった気がします。会社から家に帰ると、仕事モードから子育てモードに完全に切り替わるんです。それが心身のリフレッシュになって、むしろ新しい活力が生まれました。結局、何とかなるというのが正直な感想です。

女性の働く環境も大きく変わりました。

K.T.
私が入社した頃は作業着も男性用のものしかありませんでした。そんな時代から思うと、女性の働く環境はずいぶん整ってきたと感じます。
T.A.
制度も充実してきましたね。特にスーパーフレックス制度※は助かっています。
※スーパーフレックス制度:コアタイムなしのフレックス制度
K.T.
以前はたった30分の子供の学校行事のために、時間帯によっては1日お休みを取らなくてはならないこともありました。今はスーパーフレックス制度のおかげで、必要な時間だけ中抜けし、すぐに仕事に戻ることができます。
S.M.
病院や役所の用事があるときも有効ですね。女性だけでなく、男性にとっても助かる制度だと思います。
T.A.
そうした制度面の充実もあって、女性技術者は確実に増えてきたと感じています。
K.T.
もちろん今も部署によっては男性がほとんどいうところもあるようですが、女性の割合が上がっているのは間違いないと思います。
S.M.
むしろお客様が男性ばかりというプロジェクトもあって、「御社は女性の技術者が多いんですね」と驚かれたこともありました。
K.T.
皆さんの世代が活躍してくれていることは、先輩としてとても嬉しいです。昔は職場に女性が1人というのが当たり前でしたが、今は女性が活躍するのが当たり前の会社になってきました。

女性を対象としたメンター制度も始まりました。
先輩(メンター)が後輩(メンティー)に1on1でアドバイスするという制度です

K.T.
私がメンターで新任主任のS.M.さん、T.A.さんがメンティーですね。お互いに職場が異なる点が特徴です。
T.A.
私は入社以来同じ事業部ですので、他の事業部の先輩とコミュニケーションできるのが嬉しいです。
S.M.
あえて違う部署の先輩がメンターになってくれるのは、ありがたいです。同じ部署の先輩だと言いづらいことも、別の部署の先輩なら気にせず、何でも打ち明けられますから。
K.T.
それはメンターにとっても同じで、部門を越えたつながりが持てることに刺激を受けています。
T.A.
コロナ禍で飲み会などの機会がなくなり、仕事とは直接関係のないコミュニケーションが取りづらくなりました。その穴埋めにもなっていると感じます。
K.T.
S.M.さんがおっしゃったように、上司には直接言いづらいことも、メンターにはどんどん話してほしいと思うんです。でも実際には、誰もが常に悩みを抱えているわけじゃないから、話の持っていき方が難しい。
S.M.
その気持ち、よくわかります。私も将来について明確なビジョンがあるわけじゃないから、キャリアについて相談しようと思っても、何も話せませんでした。そうしたらメンターからは「その時々でやりたいことをやればいいんじゃないかな」って言ってもらえたんです。自分が肯定された感じがして気持ちが楽になりました。
T.A.
私はちょうど怪我をして出社できず一人でテレワークをしていたときに励ましてもらい、メンタル面の支えになりました。
S.M.
自分一人で抱えていたことが、口に出してみたら実はたいした問題じゃなかったんだと気づくことってありますよね。言葉にしてみたことで、思っていたより成長していた自分に気づくときもあります。だから雑談でもいいので、先輩と心置きなく話せる機会があるのはとても貴重です。
K.T.
私は皆さんの参考になればと思って、自分のキャリアについて話したりしていますが、メンティーの皆さんからは新しいデジタルツールの活用例などを教えてもらえると、多様な働き方の中でのチーム運営の選択肢が広がったり、効率化にもなったりするので、情報共有いただければなと思っています。
S.M.
職場には女性が1人だけという同期の仲間がいます。彼女のような社員が女性としての悩みを話せる機会としても、いいですね。
K.T.
仕事のこと、家庭のこと、どんなことでも話をするだけでも肩の荷が下りると思うし、メンターの話からキャリアの選択肢が見つかることもあるでしょう。女性の新任主任が対象ということで、中堅社員の皆さんがこれからのキャリアを考える良いきっかけになるのではないでしょうか。

これから当社を志望される学生の皆さんにメッセージをお願いします。
K.T.
今の若い世代に接していると、視野は広いし、考え方も柔軟で、とてもしっかりした方ばかりだと感じます。デジタルツールも上手に使いこなしており、テクノロジーへの理解力も高いようです。とても期待しています。
T.A.
当社には子育てしながら活躍する先輩が多く、男女の別なく活躍できる環境が整っているので、安心して入社してほしいですね。
S.M.
コミュニケーションを非常に大切にするのが当社だと感じています。その点では文系出身の方ならではのコミュニケーションスキルが十分に活かせるのではないでしょうか。研修制度もしっかりしているので、ぜひ文系の女性にも挑戦してほしいと思います。
K.T.
当社で活躍する女性は今後さらに増えていくと思います。それによって視点や発想が多様化され、新しい切り口のサービスも生まれてくるでしょう。これから入社される女性の皆さんには、ぜひそうした原動力になっていただきたいですね。

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