入社4年目の海外業務研修は、私にとって成長の機会となりました。その前年の12月、ミッショングローバル研修によりベトナムで10日間を過ごしたことで、私は海外で仕事をする難しさや醍醐味を実感できました。よりグローバルな環境で異文化コミュニケーションを体験したいと思うようになりました。そんなときに上司から言い渡されたのが海外業務研修への参加だったのです。
行き先はシリコンバレーで、期間は約3ヵ月。スタートアップを支援する企業でビジネスを体験し、海外企業ならではのスピード感やビジネスマインドを学びました。技術の目覚ましい進化に伴い、企業の変革へのニーズも日々変わっていきます。それらを敏感にキャッチし、企画提案に反映させていくことはSEにとって不可欠の姿勢です。そうした意識を得たことは、私自身の成長につながりました。またこの経験から学んだことを職場のメンバーや後輩に伝えてほしいという会社からの要求にも応えることで、中堅社員としての自覚も強くなりました。
海外業務研修の開催自体が初めてのことだったので手探りでの参加となりましたが、こうしたチャレンジの機会を与えてもらったことを有難く思っています。

入社以来私は、販売促進部門で主に提案活動を担当してきました。営業や事業部内外の様々な関係者と連携しながら最適な対策ソリューションを検討し、受注へと繋げる活動は非常にやりがいがありました。一方で経験を積むとともに「違うことにチャレンジし、技術者としてさらに成長したい」という気持ちも強くなっていきました。そんな中、部長との1on1ミーティングにて、SEとしての今後のキャリアについてアドバイスをいただき、入社7年目に現在の生産部門へと異動することになりました。
それまではお客様から案件受注を獲得するところまでが自分の仕事でしたが、現在の仕事ではお客様のペーパーレス推進のために受注後のプロジェクト対応、ソリューション導入や運用支援を行っています。現場でお客様と会話を重ねながら、共通の目的達成に向けて伴走していく進め方は非常にやりがいが大きく、お客様への貢献を直接実感できます。私自身の技術者としての視野も大きく広がりました。
部長との定期的な面談は決して堅苦しいものではなく、フランクに何でも話せる気軽な雰囲気で行われています。そのため不安や希望についても臆することなく相談できます。何よりも自身のキャリアについて改めて考える貴重な機会になっていることが素晴らしいと感じます。キャリアアップについて自分自身を見つめ直し、一緒に考えていただける機会があるのは当社の大きな魅力です。

現在はお客様の働き方改革に向けたペーパーレス推進活動に携わっており、具体的には主に文書管理コンサルティングを担当しています。お客様にふさわしい仕組みを検討し、提案・導入。ペーパーレス化をきっかけに業務プロセス改善にも踏み込んで、文書管理システム、電子契約サービス、コミュニケーションツールなども導入し、お客様のDX化を推進しています。こうした経験を通じて専門性を磨き、プロフェッショナルな文書管理コンサルタントを目指していきたいと思います。
また現在の生産部門への異動と同時に、主任にも昇格しました。業務に対する視点を常に高くもち、仕事は1人ではできないのでSlackやZoomなどのコミュニケーションツールを活用しながら、チームとしてよりよい付加価値を生み出していこうとする意識を共有していきたいと思います。
今後も常にアンテナを高く掲げてお客様のニーズをキャッチし、新たな技術やプロジェクトにも積極的にチャレンジし、常にお客様目線で信頼されるSEへと成長し続けていきたいと考えています。