E.Y. 2008年入社/中途入社

営業統括本部 公共ソリューション営業本部 第二営業部

前職は複合機メーカーで営業支援業務に従事。仕事を続けるなかで、お客様の課題を包括的に解決する「SIer」という存在に魅力を感じ、NECネッツエスアイに転職。プライベートでは3人の子を育てるお母さん。

前職は複合機メーカーで営業支援業務に従事。仕事を続けるなかで、お客様の課題を包括的に解決する「SIer」という存在に魅力を感じ、NECネッツエスアイに転職。プライベートでは3人の子を育てるお母さん。

職種について

【営業】お客様である公共サービス事業者が目指す社会課題の解決に向けて、パートナーとして共に課題解決に取り組むための企画提案からソリューション提供までを一貫して担う。

Career Summary

キャリアサマリー

  • 1年目〜2年目

    官公庁に向けてソリューションを提供。

    入社後は官庁ソリューション営業本部に配属され、担当する官公庁に向けて営業活動を行う。既存のお客様に向けたサービス提案のほか、官庁内で新たなお客様の開拓にも取り組んだ。お客様ごとの課題抽出から、提案・計画策定、実行までを担った。入札案件ならではの差別化の難しさや価格競争の厳しさを実感。

  • 3年目

    放送業界に向けてソリューションを提供。

    公共ソリューション営業本部へ異動し、放送業界とその関連企業を対象にした営業活動に従事。ここでも既存のお客様フォローのみならず新たなお客様の獲得を目指した活動を行った。多くの人々に影響を与える放送設備に関与するやりがいや、お客様先で取引のなかった部門へも横断的に関われたことに達成感を感じていた。

  • 4年目〜5年目

    第一子の産休・育休。

  • 6年目〜7年目

    育休復帰・放送業界に向けてソリューションを提供。

    育休前の部署へ復帰。子育てと両立しながら営業活動に取り組んだ。

  • 8年目〜11年目

    第二子・第三子の産休・育休。

  • 12年目〜

    育休復帰・鉄道業界に向けてソリューションを提供。

    同営業本部内の鉄道グループへ異動。鉄道事業者とその関連企業のお客様に対して、既存案件のフォローのほか、BtoBtoC事業の設計・構築や働き方改革の提案、新規事業の創出を目指した活動も行っている。

MORE

営業職として、母として、
両立を目指すからこそ
提案できる未来がある。

より広く、より深く、
お客様を支えるために。

さまざまなジャンルの公共事業者をお客様に、展開する公共サービスの向上と社会課題の解決を実現するためのパートナーとして共に取り組む。それが、私の所属する公共ソリューション営業本部のミッションです。鉄道・自治体・医療・文教・エネルギーのほか、NECネッツエスアイではあらゆる公共事業分野をカバーしています。私はこれまで官公庁と放送業界への営業活動を担当してきました。お客様ごとの仮説検証、課題やニーズをヒアリングし、最適な解決策を提案するという仕事の基本的な流れは一貫しています。通常、お客様へ導入したシステムのメンテナンスや増設を中心にサポートをおこなっていきますが、既存サービスにとどまらず、お取引のある部門とは別の部門にも「お困り事はありませんか?」と扉をノックする活動にも注力しました。その結果、設備部門のお客様がとある非常システムに関して課題をお持ちであるという相談を頂ける間柄になることができ、新規部門での新しい受注を得ることが出来ました。非常システムという性質上、高いレベルのシステム要件が求められる案件でしたが、社内の関係事業部と連携し、最終的にはお客様の望むソリューションを提供することができ、営業職としての醍醐味を感じることができました。

新規事業創出から働き方改革まで、
幅広い提案を行う。

2019年に3度目の産休・育休から復帰して以来、とある鉄道グループのお客様を担当しています。新規事業の設計・構築や働き方改革のご提案、業務の一部をアウトソーシング化するご提案のほか、BtoBtoBやBtoBtoCといった形で新しい事業を創出することにもチャレンジしています。新型コロナウイルス以降、働き方が大きく変わりましたが、今後は、CPaaS(社員がスマホで外線を受けられる仕組み)に代表されるように、お客様の将来を見据えた運用のプランニングを行うことが大切だと感じています。また、サービス導入後のサポートにも力を入れており、お客様の環境の変化に柔軟なお手伝いができるよう故障だけでなくレイアウト変更など一手を担える体制をつくり、お客様に安心を提供しています。
働き方改革の提案では、NECネッツエスアイが2007年以降に自社実証実験としてトライアンドエラーを繰り返し現在に繋がっている「ハイブリッドワーク」の成果を、そのままお客様にご紹介できる点が大きな強みです。時には実際に社内を見学いただき、具体的にどんな働き方をしているのか体感していただくこともあります。一足飛びで最先端の働き方に改革を進めることは難しいケースも多々ありますが、お客様ごとに違う働き方の課題をどう解決していくべきか、縦割りの組織・部門の課題を洗い出すため、お客様の社内に専門チームを設けていただき、ゴールを共有しながら課題解決を図れるよう、お客様に寄り添った活動を心掛けています。

信じて協力してくれる仲間の存在が、大きな原動力。

根本的な課題解決を目指すには、自分なりに仮説を立てた上でさまざまな役割のお客様にお話をお聞きし、課題感を多面的に捉える必要があります。1つのソリューションを導入するだけでは根本的な解決に至らないことも多く、全体的なコンサルティングを理想としながらも、現実的には課題のごく一部をカバーする提案しかできない時期があり、行き詰まりを感じていました。そこで力になってくれたのが、社内の横断的な戦略チームです。その活動は、社内上層部の協力を仰ぎ、提案活動にさらなるエネルギーをもたらしてくれました。
その結果、お客様や社内関係者との距離が縮まり、ご相談をいただける関係になると「絶対に解決したい」とモチベーションが高まります。仮説がお客様のニーズと合致して、課題解決に貢献できた時にも喜びを感じます。
また、自分の強みに気付けたのは、以前にお客様から大型コンペへの参画を打診いただいた時のこと。私自身の思いとは裏腹に、事情もあり、事業部としてはあまり参画に乗り気ではありませんでした。しかし、社内打ち合わせの際に事業部責任者から「E.Y.が一番お客様を知っているのだから、E.Y.を信じる」とおっしゃっていただき、コンペへの参画を決断してくれたのです。この出来事は私にとって大きなターニングポイントになりました。一営業担当にも大きな役割があり、お客様に誠実であれば自分を信じてくれる仲間がいる。そう実感したことで一気に視界が開けて、自信と自覚を持って仕事に取り組めるようになりました。周囲に感謝する心も大きく育てた出来事です。

誰もが働きやすい環境をつくりたい。

3人の子育てに奮闘しながらも営業の第一線を離れずにいたいと思えたのは、復帰を待ち望んでくれるお客様の声に励まされたことが大きかったです。当社ではテレワークが浸透しておりスーパーフレックス勤務などの制度面も整っているので、今はフルタイムで働き続けることができていますが、現場で働く個人としては課題も感じています。例えば、子育てによる制約があるなかで周囲に申し訳ない気持ちを持つ場面や、育休取得により後輩が先に昇格していくことに焦りを感じた時期もありました。女性のライフイベントとキャリアの両立には、まだまだクリアすべき課題が残されていると感じます。私の大きな目標は、メンバーそれぞれの事情を互いに理解し、当たり前にダイバーシティを認め合うチームを作ること。理想とする働き方と現実、そして個人と周囲、それぞれのギャップを埋めるために、一人ひとりが考えを発信して共有・共感する機会を作ることが大切だと思っています。私の場合は営業職として働きながら子育てをしている経験を「働き方の実証実験」と呼んで発信していきたいと考えています。後輩たちが抱えるキャリアの不安を払拭し、さまざまな人生経験と選択肢の幅を広げることに貢献できたら嬉しいです。
まずは自分たちが理想的な働き方を実現することで、同じような課題を感じているお客様に対しても、明るい未来を示していきたいと思います。

Oneday Schedule

ある1日のスケジュール

  • 7:00

    子どものお弁当作り・子どもたちを送り出す

  • 8:30

    テレワークで業務開始・メールチェック・TODO確認

  • 9:00

    Zoomでの部内朝礼

  • 10:00

    勉強会・打ち合わせ

  • 12:00

    昼休憩(同時に夕食の仕込み)

  • 13:00

    Zoom打ち合わせ・お客様提案

  • 15:00

    見積・提案書作成・メール返信

  • 18:00

    一旦業務終了(保育園お迎え<子どもとの時間>)

  • 21:00

    子どもの寝かしつけ後、残務処理のため業務再開

  • 22:00

    業務終了

  • 23:00

    翌日の子どもの準備

私が実践するニューノーマル

3度の産休・育休を経験。現在は小学生と保育園生の子どもたちを育てながら仕事に取り組んでいます。コロナ以前はテレワークを活用することはほとんどなかったのですが、今は週のおよそ半分がテレワークです。子育てをしながら働く上では「効率化」が不可欠なので、移動時間をカットできるのはとても大きく、朝は子どもと過ごす時間にも充てられています。夫もテレワークになり保育園への送迎を分担できるので私もずいぶん助かっています。出社する日でもスーパーフレックス勤務制度を活用して、子育ての用事を済ませた後にゆっくり勤務を開始するなどしています。