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NECネッツエスアイ、予防接種の適切な実施を支援する予防接種実施判定システムの販売を開始
~接種情報の管理から対象者への通知まで一貫サポート~

2017年5月24日
NECネッツエスアイ株式会社

NECネッツエスアイ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役執行役員社長:和田雅夫、東証:1973 NESIC、以下 NECネッツエスアイ)は、医療機関がタブレット端末に対象者のICカードをかざすだけで自治体の管理する予防接種実績を閲覧でき、正確な情報をもとに接種可否を判断することができる予防接種実施判定システムの販売を、6月1日から開始します。

本システムと医療機関に配布するタブレット端末を、医療情報システムの安全管理に関するガイドラインに準拠した完全閉域網のMVNO回線「ネッツワイヤレス」(当社提供)でセキュアに接続することで、個人情報を守り予防接種の適切な実施を支援します。

  • 本システムは対象者の予防接種履歴をもとに接種可能なワクチンを自動表示。接種実績も同時に表示でき誤接種防止を支援
  • 予防接種の実施記録をタブレット端末からオンライン登録できるため、いままで手作業で行っていた自治体職員の月次作業が不要となり、自治体および医療機関の予防接種管理の事務負担を軽減

これに加えて、接種可能日が近い対象保護者宛の電子メールによる通知の発信や、個人ポータルサイトを介して接種履歴情報公開も可能であり、利用者の利便性も向上します。

予防接種実施判定システムの仕組み

予防接種実施判定システムの仕組み

タブレット端末 画面イメージ(同時接種可能なワクチンを表示)

タブレット端末 画面イメージ(同時接種可能なワクチンを表示)

本システムの提供価格は、2,000万円から(税込、オンプレミス型、医療機関に配布するタブレット端末40台含む、通信費別)です。
NECネッツエスアイは、自治体に向けた提案を行い、今後3年で累計50自治体への導入を目指してまいります。

なお、本システムは、2017年4月より兵庫県丹波市にて導入・運用を開始しており、当社は本システムと処方・調剤情報との連携も開発中です。

定期予防接種は、接種する月齢が細かく定められており、複数回接種するワクチンは一定の接種間隔をあける必要があります。さらに、新たなワクチンが随時追加されるなど接種の実施管理や対象者への周知が困難になっています。
近年では、年間5,000件超の予防接種事故のうち接種間隔の間違いが約5割を占め()、各自治体も接種時期を通知するサービスを導入するなど対策が進められています。

なお、本システムは、5月25日(木)にリーガロイヤルホテル(大阪市北区)にて開催する当社展示会「NECネッツエスアイCustomer’s Fair 2017 in 関西」において展示します。

以上

(注)厚生労働省 第7回厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 資料6より
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000102892.pdf

※ 予防接種実施判定システムは、NECネッツエスアイ株式会社が特許出願中です。
※ 記載されている会社名、サービス名、商品名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお客様からの問い合わせ先

NECネッツエスアイ株式会社 キャリア・パブリックソリューション事業本部 キャリア・パブリックソリューション販売推進本部
TEL (03)6699-7584
E-mail nw-solution@dm.nesic.com

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