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インクルージョン&ダイバーシティ(I&D)

NECネッツエスアイグループの職場環境と人材の育成についてご紹介します

NECネッツエスアイは経営戦略の一つとしてインクルージョン&ダイバーシティ(I&D)の推進に積極的に取り組んでおり、以下の推進方針を定めています。
※当社は、インクルージョンが発揮されて初めてダイバーシティに価値があることを強調するために、インクルージョンをダイバーシティの前に置き「インクルージョン&ダイバーシティ(I&D)」と表現しています。

取り組み方針

当社は、多様な個性をもった従業員がそれぞれの力を十分に活かすことで、企業としての競争力が一層向上すると考えています。多様な視点を活かすことで、お客さまの多様なニーズに応え、企業として継続的に成長していくため、従業員一人ひとりがI&Dを推進していきます。

2010年4月からダイバーシティ推進組織を設け、外部有識者を招いての管理職向け講演会やワークショップなどを開催し、管理職のダイバーシティ推進活動への理解を深め、日々のマネジメントに活かす活動から取組んできました。
2020年4月には、全社横断のI&D推進委員会を設立し、「多様性を事業に活かすための継続的な啓発活動」 「女性従業員が能力発揮できる職場環境整備の推進」「ワーク・ライフ・バランスの促進」に注力し、更なるI&D推進に向け全社一体で取り組んでいます。

女性社員の活躍推進

当社では、女性活躍推進法に基づく「えるぼし」認定を取得、また社内においては現場で活躍する女性管理職をロールモデルとして紹介するなど、女性社員の認知を高める活動を行っています。 また、2020年4月より、ダイバーシティ経営を一層推進する目的として「インクルージョン&ダイバーシティ推進委員会」を設置し、さまざまな背景を持つ従業員の多様性を活かし活き活きと働ける環境作りを促進しています。 その一環として、次世代の女性活躍促進に向けたメンター制度を導入し、組織横断的なサポート・ケアにより働き易さ向上とキャリア醸成に取り組んでいます。 また、その他女性活躍推進に向けて、次の取り組みも行っています。
(1)個人別育成計画の作成・進捗管理
(2)家庭との両立を目指す女性社員向けキャリア意識強化研修
(3)柔軟な勤務制度の導入
 (テレワーク勤務、スーパーフレックス制度、時間単位有給休暇制度等)
(4)採用活動における女性採用比率目標の設定
(5)両立支援制度の充実[2021年「プラチナくるみん」認定取得]

外国人社員の活躍推進

当社では、毎年国籍を問わない人材採用を継続的に進めており、現在29名の外国人社員が在籍しております。 特に新卒採用については、外国人学生向けの説明会・面接会を実施して、採用拡大に努めています。 また、ミャンマーにある当社グループ会社 iSMG(ICT Star Group Myanmar Co., Ltd.)より同社の社員を当社(東京)で受け入れるなど外国人社員が活躍できる環境を整備しております。 グローバル事業拡大に併せ、外国人採用については、新卒採用・経験者採用とも積極的に実施するとともに、管理職への登用等、活躍の場の拡充を進めています。

経験者採用社員の活躍推進

当社では、「新卒採用による優秀な人材の安定的確保」および「経験者採用による即戦力の確保」を人材採用に関する基本方針としております。 経験者採用は、即戦力としての期待や事業拡大を目的に毎年一定数の採用を進めており 2021年度は96名の社員を採用しました。 今後も引き続き、DX人材等専門人材の補完に加え、組織責任者等の管理職社員の積極的な採用により、多様な視点を活かす取組みを実施していきます。

多様性確保の自主的かつ測定可能な目標および確保の状況

(1)女性管理職比率   2022年4月1日:5.9%
            2026年度目標:10.0%
(2)女性取締役比率   2030年度目標:30.0%
(3)新卒採用における女性比率
            2021年4月1日:25.2%
            2022年4月1日:28.3%

当社は、管理職登用において女性・外国人・経験者採用などの属性に差を設けることなく、 公正な処遇に努めております。

2022年度の従業員男女比(単体)

男女比グラフ

管理職に占める女性の割合
年度 2018 2019 2020 2021 2022
割合 3.7% 4.2% 4.6% 5.2% 5.9%

女性活躍推進法に伴う取り組み

2021年12月
NECネッツエスアイ株式会社

一般事業主行動計画

すべての社員がその能力を十分に発揮できるような雇用環境の整備を行うとともに、
女性活躍推進、次世代育成支援について貢献する企業となるため、以下のとおり行動計画を策定する。

1. 計画期間
2021 年(令和3年)4 月 1 日~2026 年(令和8年)3 月 31 日

2.目標
 目標1:管理職に占める女性割合を10%にする

 目標2:有給休暇取得率を100%にする

3.取組み内容
 (1)管理職・主任職における女性へのキャリア支援
    実施時期:2021年10月から
   ①メンター制度によるキャリア形成支援
   ②個別相談窓口として「キャリア相談室」を開設

 (2)採用活動における広報活動
    実施時期:2021年10月から
   ①求職者に向けた積極的広報(女性社員向け:仕事の魅力や女性の働き方紹介)

 (3)勤務制度拡充による「柔軟な働き方」の促進
    実施時期:2021年10月から
   ①スーパーフレックス、時間単位有給制度によるワーク・ライフ・バランスの促進
   ②勤務場所の柔軟な選択による働き方改革の促進

 (4)女性コミュニティ拡大によるネットワーク形成支援
    実施時期:2021年10月から
   ①メンター制度におけるメンター、メンティの交流会を通じた横のネットワーク形成支援
   ②多様なロールモデル・キャリアパス事例の紹介

 (5)有給休暇取得促進
    実施時期:2021年9月から
   ①「休み方改革促進」として、休暇計画の可視化、休暇取得イベントの計画
   ②休暇を取得しやすい風土・文化の促進(RefreshからRest, Relaxへ)

以上

当社は、2016年5月27日に女性の活躍推進に関する状況等が優良な企業として、女性活躍推進法に基づく認定「えるぼし」の最高ランクの認定を取得しました。

この制度は、2016年4月1日に施行された女性活躍推進法に基づく行動計画の策定と届出を行った企業が、
都道府県労働局への申請を行い、一定の基準を満たした場合に厚生労働大臣から認定を受けることができる制度です。評価項目を満たす項目数に応じて、認定の段階が3段階に分かれています。
当社は、「採用」「就業継続」「労働時間等の働き方」「管理職比率」および「多様なキャリアコース」の5つすべての項目で認定基準を満たし、最高位である3段階目の認定を取得しました。

【愛称:えるぼし】
  女性活躍推進法に基づく行動計画を策定し、取組の実施状況等
  が優良な企業が取得できるマーク

えるぼし

高齢者雇用と障がい者雇用

高齢者の活躍支援

定年後の継続雇用制度として「シニアパートナー制度」を設けています。より多くの経験や技術スキルをもった高齢者がそれぞれの強み・専門性を活かせる業務に就いています。

定年後雇用者数と雇用継続率(単体)

年度 2018 2019 2020 2021 2022
雇用者数 110名 89名 106名 113名 118名
雇用継続率 65.5% 77.4% 79.7% 85.6% 79.2%

障がい者雇用の促進

障がいのある方の自立を支えることも企業の社会的責任の1つであり、積極的に障がい者の雇用拡大に取り組んでいます。
また、雇用率だけではなく、長く働き続けられることも重要と考えています。入社後、3~6カ月程度で本人にヒアリングを実施し、勤務継続上問題があれば、早めに職場にフィードバックしています。こうした面談を定期的に実施する等、働きやすい職場づくりに努めており、その結果、障がいのある従業員の勤続年数も増加しています。

障がい者雇用率(単体)

年度 2018 2019 2020 2021 2022
雇用率 2.45% 2.4% 2.35% 2.23% 2.31%

障がいのある従業員の勤続年数(単体)

年度 2018 2019 2020 2021 2022
勤続年数 15年 16年 16年 16年 16年