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NECネッツエスアイ、日本医科大学 千葉北総病院のロボットを活用した新型コロナウイルス感染症患者専用エリアでの搬送試験に協力
~withコロナ時代の新たな院内搬送のあり方を検証~

2020年10月12日
NECネッツエスアイ株式会社

 NECネッツエスアイ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役執行役員社長:牛島祐之、東証1973 NESIC、以下 NECネッツエスアイ)は、日本医科大学 千葉北総病院(所在地:千葉県印西市、院長:別所竜蔵 以下、千葉北総病院)が行う新型コロナウイルス感染症患者専用エリア(以下 専用エリア)への院内搬送試験において、デリバリーロボット「Relay(リレイ 注1)」を提供いたしました。本試験は2020年10月末まで実施を予定しています。

 千葉北総病院は、地域の基幹病院として患者さんの安心・安全を第一とした良質な医療を実践するとともに昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大がある中でも、変わらず地域の高度急性期医療とがん診療を担う病院として、院内感染防止に努めながら、運営をしています。

 本試験では、千葉北総病院が専用エリア内の搬送業務にデリバリーロボットを活用することで、搬送業務の負荷低減、エリア入退場における防護服着脱時間の削減、防護服やマスクなどの消耗品の節約、医療従事者の心理的負荷の軽減などの効果を検証し、医療現場における人と人とが接触をしない新しい搬送方法の検討材料とします。衛生面への配慮や感染症の拡大防止などを担保する、人と人とが接触しないwithコロナ時代の院内搬送を検討にあたり、各種ロボットを取り扱ってきたノウハウや知⾒をもつNECネッツエスアイが本試験においてデリバリーロボット「Relay」の提供、運用方法提案、導入作業、運用サポートの協力をしました。

 本試験概要は以下の通りです。

試験導入概要

1.日程:2020年8月~2020年10月末(予定)
 
2.場所:日本医科大学 千葉北総病院 新型コロナウイルス感染症患者専用エリア

院内でのRelay

 
3.目的:専用エリア内の搬送にデリバリーロボットを用いることにより下記効果があることを検証する。
① 医療従事者の搬送業務における負担軽減(消毒や防護服の着脱などの所要時間等)
② 医療従事者の専用エリア内立入回数低減効果、その他(防護服やマスクなどの消耗品節約、感染リスクや心理的負担軽減等)
 
4.デリバリーロボット「Relay」の特長
①各種センサーにより人や障害物を回避し、自律走行が可能
②本体ディスプレイ上での容易操作で搬送指示が可能
③リモート操作により、ロボットに触れることなく搬送することも可能
④エレベーター連携によって、マルチフロア移動が可能
⑤コンパクトな設計で圧迫感がなく、人との共存を実現
⑥RFIDカード認証によるロック機能を搭載
 
5.搬送イメージ

搬送イメージ

 
 
 NECネッツエスアイは、本年6月に策定した「ニューノーマル宣言」に基づき、お客さまとの共創を通じた新たな価値の創造と社会課題の解決に取り組んでいます。このたびの取り組みもその一環であり、本導入試験の成果をもとに、医療現場におけるロボットを活用したwithコロナ時代の新たな働き方の提案につなげていきます。

以上

注1:デリバリーロボット「Relay」活用サービス
  https://www.nesic.co.jp/solution/relay.html
 
※記載されている会社名、サービス名、商品名は、各社の商標または登録商標です。

※本サービスは2022年3月末をもって取り扱いを終了しました。

SDGs(持続可能な開発目標)への貢献

SDGsとは、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、国連で採択された2030年を年限とした17の国際目標です。
NECネッツエスアイグループでは、「コミュニケーションの創出による価値提供」を通じて、世界中の人々が安心・安全で豊かに暮らせる社会の実現をめざし、SDGsの目標達成に貢献してまいります。

本件の貢献項目

3 すべての人に健康と福祉を

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8 働きがいも経済成長も

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9 産業と技術革新の基盤をつくろう

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17 パートナーシップで目標を達成しよう

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関連URL

本件に関するお客様からの問い合わせ先

エンジニアリング&サポートサービス事業本部
エンジニアリング&サポートサービス販売推進本部
電話:(03)5446-9180
E-Mail:tssol@ml.nesic.com

明日のコミュニケーションをデザインする

NECネッツエスアイは、お客様の目線に立った
これからのコミュニケーションをデザインすることで、
お客様の価値向上に取り組んでまいります。