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令和3年度・総務省「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」『富士山地域DX「安全・安心観光情報システム」の実現』の採択について

2021年9月3日
山梨県
山梨県富士山科学研究所
東京大学
NECネッツエスアイ株式会社
株式会社インターネットイニシアティブ
株式会社ヤマレコ
NPO法人中央コリドー情報通信研究所

 山梨県(山梨県甲府市丸の内1-6-1)、山梨県富士山科学研究所(山梨県富士吉田市上吉田字剣丸尾5597-1)、東京大学(東京都文京区本郷7丁目3−1)、NECネッツエスアイ株式会社(東京都文京区後楽2-6-1 飯田橋ファーストタワー)、株式会社インターネットイニシアティブ(東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム)、株式会社ヤマレコ(長野県松本市庄内1-8-12 1F)、およびNPO法人中央コリドー情報通信研究所(東京都新宿区百人町1-1-8 リープ新宿102号室、以下CCC21-NPO)は、CCC21-NPOを代表機関とするコンソーシアムを形成し、令和3年度・総務省「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」において、『富士山地域DX「安全・安心観光情報システム」の実現』を提案した結果、8月31日に採択されたことをお知らせします。

本事業の目的

 ローカル5Gは5Gを地方自治体の敷地内に整備することで、これまで、通信の脆弱性により課題解決が阻まれていた人口過疎の敷地内へ通信を自ら提供することが可能となる「情報通信の民主化」による課題解決や産業振興が日本全体に波及することが期待される。
本実証では、安全安心の登山観光を国民に提供する目的で、管理者・登山者・遭難者のライフラインとしての通信が脆弱であるという課題をローカル5Gの整備により解消する。登山観光の代表として富士山を実証フィールドとし、5合目、6合目、7合目に基地局を設置し、技術実証、課題実証を実施する。

本事業の概要

1.技術実証
①電波伝搬モデルの精緻化
②準同期TDDの追加パターンの開発

2.課題実証
①【情報収集】危険状況・災害予兆可視化のための遠隔監視システムの構築
②【情報交換】迅速かつ円滑なローカルコミュニケーションシステム
③【サイエンスビッグデータ情報共有】ローカル5Gエッジコンピューティングによる大容量データの低遅延共有

課題実証の全体像

コンソーシアム構成メンバーの役割について

本件に関する問い合わせ先

ビジネスデザイン統括本部 デジタルタウン推進本部
電話 :(03)4582-2950
E-Mail:multi-network@ml.nesic.com