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「DATA SENDAIプラットフォーム」にて自治体職員の働き方改革を支援する地理情報コミュニケーションサービスを実証
2025年3月24日
NECネッツエスアイ株式会社
NECネッツエスアイ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長兼 COO:大野 道生、以下 NECネッツエスアイ)は、宮城県仙台市の「DATA SENDAIプラットフォーム(注1)」の開発支援プログラム(注2)にて当社の地理情報コミュニケーションサービスの実証を実施しました。
「DATA SENDAIプラットフォーム」は、産官学がデータとアイデアを持ち寄り、掛け合わせることで、地域の課題解決や職員の働き方改革、市民のQOL向上を目指す仕組みです。
昨年9月、当社の地理情報コミュニケーションサービスが、「DATA SENDAIプラットフォーム」内のデータ連携基盤を活用したソリューションやサービス・アプリの開発支援プログラムに採択され、動的データ連携によるユースケースの開発実証を行ってきました。本実証において、地理情報コミュニケーションサービスと仙台市データ連携基盤を接続するAPIを開発しデータを共有することで、防災関連情報をパソコンやスマートフォンなどのデバイスで一元的に閲覧・操作ができる環境を構築しました。
平時有事問わず、包括的な情報共有ができるとともに、現場や事務所に駆け付ける必要なく手元にあるデバイスで状況を把握することができるため、BCPと業務の効率化や省力化の実現に貢献します。
NECネッツエスアイは、本実証で得た知見を活かして新たなソリューション開発に取り組むとともに、本サービスの提供を通じて職員の働き方改革とレジリエンス強化を推進し、安心・安全な社会の実現に貢献していきます。
実証概要は以下の通りです。
本実証について
・実証期間:
2024年9月末から2025年3月末
・実証概要:
仙台市データ連携基盤と地理情報コミュニケーションサービスを接続するAPIの開発を行い、「浸水センサーデータ」「仙台市指定避難所データ」「指定避難所開閉設データ」「災害備蓄物資データ」とオープンソース情報を組み合わせ、異なる部門が管理している情報を様々なデバイスで閲覧・操作が出来る環境を構築しました。有事の際は現場の情報を集約し、タイムリーに状況を共有することで迅速な初動対応が可能になります。
地理情報コミュニケーションサービスについて
・サービス概要:
お客さまが保有する拠点や設備の情報に加え、気象情報、交通情報、被災情報などのオープンデータを電子地図上に重ねることで、統合された情報として閲覧・把握することができます。
・ホームページ:
https://www.nesic.co.jp/solution/bcp-risk-management/community-disaster-prevention-resilience/chiricom.html
以上
注1:DATA SENDAIプラットフォーム
https://data-sendai-platform.jp/
注2:開発支援プログラム
https://data-sendai-platform.jp/docs/76.html
※ 記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
NECネッツエスアイのマテリアリティ
当社は、社会の持続的発展への貢献と自社の持続的な成長の実現のために重要な6つの取り組みを
マテリアリティとして特定し、「コミュニケーションで創る包括的で持続可能な社会」の実現を目指しています。
関連URL
SDGs(持続可能な開発目標)への貢献
SDGsとは、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、国連で採択された2030年を年限とした17の国際目標です。
NECネッツエスアイグループでは、「コミュニケーションの創出による価値提供」を通じて、世界中の人々が安心・安全で豊かに暮らせる社会の実現をめざし、SDGsの目標達成に貢献してまいります。
本件の貢献項目
9 産業と技術革新の
基盤をつくろう

11 住み続けられる
まちづくりを

17 パートナーシップで
目標を達成しよう

関連URL
本件に関するお客様からの問い合わせ先
NECネッツエスアイは、お客様の目線に立った
これからのコミュニケーションをデザインする会社として
お客様の価値向上に取り組んでまいります。