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2006年11月
砕氷艦しらせ出航

written by Hitoshi Sugawara
photo by Hitoshi Sugawara

場所:晴海ふ頭

ふ頭からしらせを見送る越冬隊のメンバー

ふ頭からしらせを見送る越冬隊のメンバー


南極昭和基地まで越冬隊員を乗せる砕氷艦しらせが晴海ふ頭を出発しました。
今回は越冬隊のメンバーは乗船せず、ふ頭からしらせを見送りました。見送りに参加した菅原さんのレポートです!

越冬隊のメンバーは11月28日に飛行機で成田を出発してオーストラリアのフリーマントル港でしらせに乗船します。


Q 晴海ふ頭からしらせで出航するメンバーはどんな皆さんですか?
A

しらせの乗組員のみです

Q 今回の出航でしらせは最後だと聞いていますが、しらせの内部はどんな風ですか?
A

来年、49次隊支援作業での出航が晴海出港最後で、戻り:48次越冬隊支援作業が最後の晴海入港となります

Q しらせを見送った菅原さんの感想は?
A

”無事にオーストラリア、フリーマントル港で出迎えてね。”と祈っています

Q 10年前と比べて何か違った感想はありますか?
A

観測隊はオーストラリアで合流します。
陸側で見送るのはとても不思議な感じがしました。

Q 11/28出発までの菅原さんの予定と、越冬に向けての抱負、意気込みをお聞かせください。
A

11月20日は秋田県大館市、小畑市長への挨拶
11月27日は休暇、最後の日を家族でゆっくりと過ごします

昭和基地到着後は数多くの夏作業が待っています。47次隊員との引継ぎ作業も含め、全作業を無事に完遂させる事が当面の目標です。

越冬中は”多目的大型アンテナ担当”隊員としてのミッションである衛星受信機器の保守、れいめい(INDEX)衛星試験受信および他部門の支援を怪我無く楽しくこなす事を目標としています。