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2013年3月~6月
第53次隊 吉岡氏帰国

reported by Miki Kamahori(NECネッツエスアイ)

場所:成田空港

元気な姿で帰国した吉岡氏


元気な姿で帰国した吉岡氏

出迎えた大勢の同僚・関係者に囲まれて


出迎えた大勢の同僚・関係者に囲まれて

約1年半の南極での任務を終えた第53次隊 吉岡武志氏は、2013年3月20日17時5分に無事、帰国しました。

隊員たちの乗った飛行機の到着予定時刻を目前にして、成田空港の到着ロビーには、家族や関係者、報道関係者が大勢集まり、隊員たちの到着を待ち構えていました。ゲートからぽつぽつと現れる隊員たちの姿が現れるたび、歓声が沸きあがっていました。しばらくすると、吉岡氏が姿を現しました。肌は雪焼けしており、旅の疲れを一切感じさせないはつらつとした笑顔を見せる吉岡氏は、出迎えた同僚や関係者一人ひとりと握手をし、久しぶりの再会に顔をほころばせていました。

帰国から3ヶ月が経ち、吉岡氏は現在、南極出発前の部門に復帰し、南極関係の報告業務を行いながら、人工衛星の追跡・管制を行う地上設備保守などの通常業務に携わっています。6月27日に府中事業所で開かれた帰国報告会では、「すっかり日本にも慣れ、帰国したらチャレンジしようと考えていたことを実施したり、欲しかったものを購入するなど、帰国した実感を味わっています。今後は、南極越冬隊OBとして当社の南極観測への貢献活動に関わっていきたいと思います」と今後の意気込みを力強く語っていました。

吉岡さん、本当にお疲れさまでした。


(「越冬隊の今」東京編集チーム)