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NECネッツエスアイ、民間衛星運用サービスの事業化を推進
〜宇宙スタートアップ企業ALE社へ出資〜

2018年10月15日
NECネッツエスアイ株式会社

NECネッツエスアイ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役執行役員社長:牛島祐之、東証:1973 NESIC、 以下NECネッツエスアイ)は、オープンイノベーションの推進を目的に運営を開始したCVC(注1)ファンド「ネッツ・イノベーション・ベンチャー有限責任事業組合」(以下、本ファンド)を通じて、民間衛星運用サービスの事業化に向け、株式会社ALE(本社:東京都港区、代表取締役社長/CEO:岡島礼奈、以下ALE社)へ出資しました。

現在、日本政府が「宇宙産業ビジョン2030(注2)」を打ち出すなど、国内宇宙産業は今後大きく拡大することが見込まれており、宇宙スタートアップ企業をはじめとした民間企業の参入も相次いでいます。今後、2030年までに多くの民間衛星の打ち上げが計画されており、それに伴い民間衛星向けの地上システム構築や衛星運用サービスのニーズの高まりが想定されています。
ALE社は、2020年に世界初の「人工流れ星」を実現する衛星の開発を目指す宇宙スタートアップ企業であり、2020年の商用化を目指しています。

NECネッツエスアイは、長年、宇宙事業において多くの衛星運用ミッションに携わってきた実績を有しており、衛星の地上システムの構築から衛星運用までをワンストップで提供することが出来ます。このたび、ALE社向けの衛星運用サービスの提供を通じて、従来のミッションクリティカルなサービス品質を維持しつつ、民間衛星に適した地上システム、及び運用サービスの開発を進め、今後2021年までに同サービスでの事業化を目指します。今後、海外を含む宇宙スタートアップ企業各社へのサービス展開に加えて、宇宙データを活用した新サービスを提供し、2023年までに当社として新たに10億円規模の宇宙関連事業を創出します。

今後もNECネッツエスアイでは、様々なスタートアップ企業との連携を推進し、オープンイノベーションを加速させることにより新たな価値の創造/新事業の創出に取り組みます。

 
【参考】出資先会社の概要
 商 号:株式会社ALE
 設 立:2011年9月
 代表者:岡島礼奈
 事業内容:1.人工流れ星等を中心とした宇宙エンターテイメント事業
      2.宇宙エンターテイメント事業から派生する、機器開発/データ活用

以上

注1:CVC…Corporate Venture Capital の略。投資会社がキャピタルゲインを目的としたべンチャーキャピタル(VC)と異なり、事業会社が本業との事業シナジーを目的にスタートアップ企業へ出資するVC。

注2:宇宙産業ビジョン2030


※記載されている会社名、サービス名、商品名などは、各社の商標または登録商標です。

SDGs(持続可能な開発目標)への貢献

SDGsとは、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、国連で採択された2030年を年限とした17の国際目標です。
NECネッツエスアイグループでは、「コミュニケーションの創出による価値提供」を通じて、世界中の人々が安心・安全で豊かに暮らせる社会の実現をめざし、SDGsの目標達成に貢献してまいります。

本件の貢献項目

9 産業と技術革新の基盤をつくろう

9 産業と技術革新の基盤をつくろう

17 パートナーシップで目標を達成しよう

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関連URL

本件に関するお客様からの問い合わせ先

新事業開発部
E-mail:future@ml.nesic.com

明日のコミュニケーションをデザインする

NECネッツエスアイは、
お客様の目線に立ったこれからのコミュニケーションをデザインすることで、
お客様の価値向上に取り組んでまいります。