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調達コミュニケーション

調達取引先との対話

Key Partner 交流会(7月)

NECネッツエスアイグループは、調達取引先とのコミュニケーションを大切にし、永く共に信頼、発展できる関係づくりに努力します。

当社では、調達取引先とのリレーション強化による事業の成長戦略を実現する仕組みとして「重点パートナー制度」を設け、サステナブル調達を推進しています。
毎年、NECネッツエスアイグループの主要調達取引先向けに「Key Partner 交流会」および「年賀交歓会」を開催し、当社におけるコンプライアンスをベースとした事業運営へのご協力をお願いしています。また、この交流会の中で、サステナビリティへの取り組み推進において他社の模範となる活動を行っている調達取引先に「サステナビリティアワード」を授与しています。 2025年度の交流会では、重点パートナーおよび主要パートナー108社の経営幹部189人が参加しました。

事業動向説明会の様子

事業動向説明会の様子

サステナビリティアワードの様子

サステナビリティアワードの様子

重点パートナー制度

当社は、調達取引先と事業戦略の共有等を通じ、相互に生産能力の向上を図るとともに、市場競争力を強化することを目的とした「重点パートナー制度」の仕組みを構築しています品質・技術力・安定供給・健全性・サステナビリティなどの項目について調達取引先の1年間の取り組みを評価し、その結果を調達取引先へフィードバックしながら、今後の取り組みについて討議しています。
また、評価結果が継続的に高く、成長および改善が顕著な調達取引先には、表彰並びに感謝状の贈呈を行っています。

感謝状贈呈式(ハード系重点パートナー)

感謝状贈呈式(ハード系重点パートナー)

感謝状贈呈式(労務系重点パートナー)

感謝状贈呈式(労務系重点パートナー)

重点パートナー協議会

労務系主要取引先においては、「重点パートナー協議会」をパートナーが自主運営しています。
その中で、当社は事務局として協力しており、「重点パートナー協議会」を通じて、安全品質・情報セキュリティ・サステナビリティ等の取組レベルの向上を図っていただいております。

■2024年度の実績
  ・第69回 安全品質問題事故発生状況・情報セキュリティに関する説明
       重点パートナー育成プログラムに関する説明
       優秀作業責任者表彰 表彰式

  ・第70回 安全品質問題事故発生状況・事故未然防止対策、情報セキュリティに関する説明
       サプライチェーン・サステナビリティに関する説明
       サステナビリティに関するベストプラクティス紹介(テレネットジャパン株式会社様)

  ・第71回 安全品質問題事故発生状況・事故未然防止対策、SQCC紹介
       情報セキュリティに関する説明
       サプライチェーン・サステナビリティに関する説明、ケーススタディ
       ディスカッション(テーマ:安全品質向上AIツール)

  ・第72回 安全品質問題事故発生状況・事故未然防止対策、情報セキュリティに関する説明
       サプライチェーン・サステナビリティに関する説明
       ディスカッション(テーマ:安全品質問題)
       2025年度重点パートナー新入社員合同研修に関する説明

重点パートナーへの人材育成プログラム

重点パートナー新入(若手)社員合同研修を実施

 現在、中小企業においては人材育成が経営上の優先課題の一つとして位置付けられており、労務系重点パートナーの皆さまとの対話の中でも、同じような課題が挙げられました。特に、新入社員の育成においては、組織人としての基礎知識の習得や早期戦力化が求められていますが、多くの企業は指導人材の不足、日々の業務多忙による育成時間の確保の難しさ、そして何より効果的な育成ノウハウの不足といった課題を抱えています。こうした状況において、各企業が個別に育成プログラムを構築・実施するのでは、時間的・コスト的な負担が少なくありません。このような環境を踏まえ、当社では、賛同を得られた重点パートナーに対し「新入社員(若手)合同研修」を実施しています。

①組織人としての基礎知識の習得
 新入社員が必要なビジネスマナーや、業務上必要な基礎スキルを体系的に学べる環境を提供することで、早期に組織の一員として自立した行動が取れる人材を育成
②重点パートナー間での同期形成の機会創出
 業種や企業の枠を超えたネットワークを構築することにより、将来の協業基盤となる人間関係を醸成する機会を創出
③研修コスト・工数の圧縮
 複数企業の新入社員を同時に受け入れ、合同で研修を行うことで、各企業における人材育成コストを削減

研修の風景

本研修は、調達取引先でありビジネススクールを運営するサンワグループ様との協働体制で企画・実行を行いました。
同社に講師を務めていただき、豊富な経験と専門知識に基づくご指導により、充実した内容の研修を実施することができました。

研修では、実践的なグループワークや企業間交流を促す名刺交換演習など、多岐にわたるプログラムを展開しました。受講者は、一様に高い意欲を持ち、異なる企業のバックグラウンドを持つ者同士、互いに率直な意見を出し合う活発な議論が行われました。


受講者からのフィードバックでは、「初めて学ぶ内容が多く、今後の業務に活用できる」という意見や、「会社の枠を超えて同じ目的を持って学ぶことで、今後キャリアを積んでいく仲間としての一体感を共有できた」といった声が多数寄せられ、研修の内容そのものの充実さと、異業種間でのネットワーク構築価値の両面で高い評価をいただきました。
本研修は、単なるスキル習得の場という枠を超え、異なる企業間の連携強化と相互成長を実現する貴重な機会となりました。当社は今後も、重点パートナーの皆様とともに、効果的な人材育成プログラムの共同構築に努めてまいります。

企業倫理ホットラインの設置

 掲載先が変更になりました。こちらからご確認ください。

調達コンプライアンスの強化

当社では、継続的な調達コンプライアンス意識の定着を目的とし、様々な取り組みを行っています。

調達担当者に対して、NECグループの研修プログラムによる調達知識研修や通信教育の受講ならびに調達業務に関する法規制およびサステナブル調達についての社内教育を定期的に実施し、スキルアップを図っています。

また、全社コンプライアンス教育として、全従業員に対しe-ラーニングによる「派遣法」・「下請法」の必須教育、派遣先事業主・責任者向けの研修会を実施し適正な業務遂行を維持できるよう努めています。
関係会社4社に対しても、同様の教育を展開するとともに、調達コンプライアンスの同質管理をねらいとしたモニタリングを実施し、NECネッツエスアイグループガバナンスの強化に取り組んでいます。

調達データ集

サプライチェーン・マネジメント

調達取引先に関する施策
  2021年度 2022年度 2023年度
Key Partner 交流会への調達取引先の出席社数(人数)  123社(184人) 126社(209人) 113社(192名)
年賀交歓会への出席社数(人数) 123社(184人) 124社(203人)  114社(203名)
重点パートナー協議会の実施回数 3回 4回 4回
調達ガイドへの同意取得率*1 80% 83% 86%
サプライチェーンのリスク評価結果と是正措置
サステナブル調達セルフチェックシート(SAQ)  2021年度 2022年度 2023年度
 調達取引先における書類点検への回答社数/調査対象社数*2  956社/1,015社 1,009社/1,081社 1,194社/1,294社
調達取引先の情報セキュリティ対策の点検社数*3 2021年度 2022年度 2023年度
訪問点検 6社 7社 10社
書類点検 72社 126社 120社
苦情処理メカニズム
  2021年度 2022年度 2023年度
調達取引に関する「企業倫理ホットライン」の通報件数*4    0件
品質監査
  2021年度 2022年度 2023年度
品質管理状況監査(労務) 88社 88社 90社

*1 NECグループ連結調達金額ベースでの比率
*2 NECグループ全体の社数
*3 NECネッツエスアイ単独の社数
*4 NECネッツエスアイグループの件数 ※調達取引先向けのホットラインは2023年度より開設