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2017年11月
南極越冬隊59次隊 大石孟氏 出発直前インタビュー

心境・準備

Q いよいよ出発ですが、今のお気持ちは?
A

3年前に南極に行くことが決まり、準備期間を十分いただき、いよいよ出発です。とても楽しみにしています。
しばらく南極観測隊員の公募は無かったのですが、3年前に再度公募が出てこれはチャンスだと思って応募しました。

Q 家族・同僚からどのような言葉をかけられましたか?
A

家族からは「やりたいことをやりなさい」と言われていて、感謝しています。
現所属である第一宇宙システム部のメンバーも、前部署のメンバーも「頑張って無事に帰って来い」と言ってもらいました。

Q 準備で苦労したところは?
A

必要なものは個人個人で違うので、衣服や趣味の用具など何をどれだけ持っていくかといった点で悩みました。

南極での仕事・生活について

Q 南極ではどのようなお仕事をするのですか?
A

多目的衛星受信システムの運用・メンテナンスを担当します。
これにに加えて、今回は無人飛行機の運用(※1)を行います。
無人航空機の運用を行うことになったのは、自分自身が実機のパイロットライセンスを持っており、多目的アンテナ担当である国立極地研究所の先生が無人飛行機の観測をずっと前からなさっていて、「飛行機のライセンスを持っているならやりませんか」と言っていただきました。
NECグループが現在のアンテナ運用・メンテナンス業務以外にも南極観測事業に貢献できるということを実践していけたら良いと考えています。

(※1)第59次南極地域観測隊(JARE59)
気水圏:一般研究観測及びモニタリング観測
new windowhttps://www.nipr.ac.jp/antarctic/

Q 南極でやってみたいことは?
A

写真が趣味なので、美しい絵を残したいと思っています。さらに、情報発信もやりたいと思っています。会社のWebサイト(このページ)だけではなく個人でも「日本の南極観測事業はこういうことをやっている」ということを情報発信していけたらと考えています。

抱負・決意

Q NECネッツエスアイの社員としてアピールしたい点は?
A

当社は、30年アンテナの仕事をやらせていただいています。長期にわたり守り続けているのは、当社の技術力だと思っています。
極地研究所の先生方からは、「NECネッツエスアイの隊員は、アンテナだけでなく他にもいろいろやってくれる」と言っていただいています。昭和基地にはエレクトロニクス系の人が多くないので、助かっていると聞いています。OBの皆さんが築き上げた信頼を崩さないようにしてゆきたいです。

Q 最後に、このサイトを見てくれている皆さんに一言。
A

今までにないことをやっていきたいので期待してください。