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2019年12月
海洋観測、しらせ船上生活

Report:Tetsu Ochiai

場所:南極観測船「しらせ」

第61次隊の落合 哲氏が、南極地域観測隊の様子をレポートしてくれました。

落合氏レポート

海洋観測、しらせ船上生活

こんにちは。
今回もしらせでの生活についてレポートします。

しらせは海洋観測を行いながら昭和基地を目指していきます。
海洋での観測は様々なものがあり、海水水温や塩濃度を各所で測定するものや、海底の採泥や海氷の採取、はたまた大気観測、また「しらせ」自体の氷海航行に関する観測など多岐に渡ります。
自分が観測の支援をすることもあり、作業を通じてお互いの仲も深まっていきます。

船尾より観測機器を海に投入している様子

船尾より観測機器を海に投入している様子


船での生活では余暇もあり、天気が良い時は外の写真を撮ったり、甲板を走って体力をつけたりする隊員も多くいます。また経験者より、南極での撮影技術をレクチャーする講座もありました。

海の写真を撮る隊員


海の写真を撮る隊員

ランニングの途中、氷山と自分


ランニングの途中、氷山と自分

「マニアックなカメラ講座@南極編」と題して
オーロラ撮影や船上での注意点などをレクチャーいただいた


「マニアックなカメラ講座@南極編」と題して オーロラ撮影や船上での注意点などをレクチャーいただいた

船からみえるペンギン1


船からみえるペンギン1

船からみえるペンギン2

船からみえるペンギン2


あたり一面海氷になるといよいよ南極にきたという実感が沸きます。
ときおりペンギンが近くに来ることもありました。

次回は昭和基地での様子をレポートします。