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韓国HFR社との業務提携契約および販売店契約締結に合意
~ローカル5G関連製品の国内独占販売権を獲得~

 

2022年2月28日
NECネッツエスアイ株式会社

 NECネッツエスアイ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役執行役員社長:牛島祐之、東証:1973 NESIC、以下 NECネッツエスアイ)は、韓国の通信機器メーカーであるHFR, Inc.(本社:韓国 京畿道城南市、代表:丁鍾珉、以下HFR社)と業務提携契約および販売店契約締結に合意し、ローカル5Gおよびプライベートネットワーク関連製品の国内独占販売権を獲得して、2022年6月より受注を開始します。

 現在、ローカル5Gは、個別のニーズに応じて柔軟にネットワークを構築できることから、社会実装を見据えた実証実験が活発化し、事業本格化に向けた準備が加速しています。その流れのなかで、企業や自治体がローカル5Gの活用を検討していますが、導入の手間やコストがかかるため、簡単に導入に踏み切れないという課題があります。

 このたびのHFR社との契約は、これらの課題を解決するものです。当社はHFR社のもつアンテナ分散技術を用いて、ローカル5Gが必要とされる建物屋内を効率よくカバーするソリューションを展開していきます。具体的には、オフィスビルや病院など、壁や床で仕切られた空間が多い屋内施設で、1台の基地局(CU/DU注1)から小型送信機(RU注1)を複数台つなげ、効率よくエリア設計を行っていくものです。導入コスト低廉化とローカル5Gの性能を最大限活かせるソリューションとして提供します。
 NECネッツエスアイは、設計・構築から免許申請や保守運用までワンストップでサポートできる当社の強みと、事業ブランド「Symphonict」(注2)のもとで提供するDXソリューションとを組み合わせ、お客さまの最適なローカル5G活用を実現します。

<HFR社の概要>
社名 :주식회사 에치에프알 (HFR, Inc.)
    チュシクフェサ エイチエフアール
設立 :2000年1月
所在地:京畿道城南市盆唐区城南大路43番 ギル10 5階(九美洞、ハナイジタワー)
代表者:丁 鍾珉(CHUNG JONG-MIN、1968年生まれ 元SKテレコム主任研究員)

以上

注1:
一般的に5Gの基地局は、RU、DU、CUで構成されます。
RUを分割することにより、効率的に屋内施設の
ローカル5G環境を構築することができる。
RU:Radio Unit 基地局の無線部
CU:Centralized Unit 基地局の集約部
DU:Distributed Unit 基地局のデータ処理部

注2:Symphonict(シンフォニクト)
「Symphonict」は、自社実践とお客さまとの共創を通じて生み出したデジタルサービスによって働き方やまちづくりを変革し、企業や自治体・社会インフラをはじめとする様々なお客さまの「デジタルシフトによる価値創造・課題解決」を実現するNECネッツエスアイの事業ブランドです。
”symphony(調和)”と”ict(情報通信技術)”を組み合わせた造語である「Symphonict」には、データ、デジタル技術(AI・IoT・5G等)、クラウドの融合によって「新たな価値を創出し、サステナブルな社会の実現を目指す」という当社の思いが込められています。

※ 記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

NECネッツエスアイのマテリアリティ

当社は、社会の持続的発展への貢献と自社の持続的な成長の実現のために重要な6つの取り組みを
マテリアリティとして特定し、「コミュニケーションで創る包括的で持続可能な社会」の実現を目指しています。

関連URL

SDGs(持続可能な開発目標)への貢献

SDGsとは、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、国連で採択された2030年を年限とした17の国際目標です。
NECネッツエスアイグループでは、「コミュニケーションの創出による価値提供」を通じて、世界中の人々が安心・安全で豊かに暮らせる社会の実現をめざし、SDGsの目標達成に貢献してまいります。

本件の貢献項目

9 産業と技術革新の基盤をつくろう

17 パートナーシップで目標を達成しよう

関連URL

本件に関するお客様からの問い合わせ先

ビジネスデザイン統括本部
デジタルタウン推進本部
電話:(03)4582-2950
E-Mail:dt-contact@ml.nesic.com

明日のコミュニケーションをデザインする

NECネッツエスアイは、お客様の目線に立った
これからのコミュニケーションをデザインすることで、
お客様の価値向上に取り組んでまいります。