2016年3月27日

第56次隊 藤澤氏帰国

reported by Yu Omori
(NECネッツエスアイ)

場所:羽田空港

息子さんとの再会を喜ぶ藤澤氏

約1年半の南極での任務を終えた第56次隊 藤澤友之氏は、2016年3月27日に無事、帰国いたしました。


羽田空港の到着ロビーには大勢の家族や関係者が集まり、隊員の到着を今か今かと待ち構えていました。 ゲートから出てくる隊員を発見すると、大きな歓声があがり、涙し抱き合う家族等、様々な再会の場面がありました。 しばらくすると、笑顔でゲートを通過する藤澤隊員を発見しました。出迎えた家族、同僚と一人ひとりと握手を交わし、 無事帰国出来たことを皆で喜びあいました。

特に印象的だったことは、ご家族と再会した際の藤澤氏の表情です。 出発時やレポート内で見せる真剣な表情とは違い、一人のお父さんに戻ってご家族にとびっきりの笑顔を見せてくれました。 出発時5歳だった息子さんはお父さんの帰りを心待ちにしていたようで、藤澤氏のそばを離れることなく、久しぶりの再会を楽しんでいました。

 

長旅でお疲れのところ、息子さんと一緒にインタビューに答えて下さいました。

【藤澤氏インタビュー】

Q : 本日無事に帰国されましたが、今一番何をしたいですか?
A : 普通に家族とご飯を食べたり、近くのスーパー銭湯に行ったりしたいです。
        とにかく、家族とゆっくり過ごしたいです。
    ※この日の夕食は焼き肉とのことでした。既にお肉も準備していると、
        息子さんが嬉しそうに話してくれました。

Q : 南極での生活で支えになったものはありますか?
A : 妻が送ってくれた子供の写真や電話越しの家族の励ましの声です。

Q : 写真の中ではなく、久しぶりに会うお子さんの様子はいかがですか?
A : 息子も娘も本当に大きくなったなと言う感じです。
        娘は出発の時生後2ヶ月で首も座っていなかったので、歩きまわる姿を見て本当
        に大きくなったと感じます。

Q : 南極での任務を終え、仕事に対する取り組み方に対する変化はありましたか?
A : 変化はありました。
        南極での業務は日本からのサポートもありますが、
        全部一人で対応する他ありません。
        日本に居た時は、そこまで追い込まれた環境で仕事をすることがなかったため、
        非常に良い経験になりました。

Q : 南極で得た経験を仕事や日常生活で活かしていきたいと思うことはありますか?
A : 南極は想像以上に凄い場所だったので、直接は転用できないですね(笑)
        ただ、南極の壮大な自然や景色に触れて、今まで気にしていなかった日本の
        自然の良さに興味が出てきたように思います。

Q : 最後に、今後の抱負をお願いいたします。
A : 日本の仕事を一生懸命頑張りたいです。今、日本で仕事がしたくてたまらないです。

ご家族との再会。本当に嬉しそうでした。
南極くらぶ(※注1)担当者とともに。

インタビューの最後に「日本の仕事を一生懸命頑張りたいです。今、仕事がしたくてたまらないです。」 という力強い言葉を残してくれました。また、帰国直後にも関わらず南極くらぶ(※注1)の担当者と次回南極くらぶの話で盛り上がり、 講師への意欲も伝わってきました。
南極くらぶで藤澤氏の姿を見られるのもそう遠くはなさそうですね。
本当に楽しみにしています。


藤澤さん、本当にお疲れさまでした。
(「越冬隊の今」東京編集チーム)

(注1)南極くらぶ:当社が青少年育成支援の一つとして行っている
              出前授業