2019年1月29日
NECネッツエスアイ株式会社

NECネッツエスアイ株式会社(本社：東京都文京区、代表取締役執行役員社長：牛島 祐之、東証：1973 NESIC )はGREYCORTEX社製ネットワークトラフィックアナライザ「MENDEL」のマスターディストリビュータである情報セキュリティ株式会社(本社：兵庫県神戸市、代表取締役：鈴木 義久)と販売店契約を締結し、2月1日より「MENDEL」の販売を開始します。

近年、サイバー攻撃の巧妙化・高度化に伴い、ファイアウォールからサンドボックス、エンドポイントといった従来の多層防御型のセキュリティ対策では検知が難しくなってきております。
「MENDEL」は、AIを活用したネットワーク挙動解析（NBA：Network Behavior Analytics）エンジンにより、ネットワークの定常状態を学習し、通常と異なる挙動を検知することで、未知のセキュリティ脅威に対応する製品です。

NECネッツエスアイでは、導入に関するコンサルから構築、保守までワンストップでご対応するだけなく、本製品のトラフィック分析・管理を行う機能(コレクタ)について、月額サービス提供モデル(※)での提供もいたします。（ネットワークを監視するセンサー機能は別途購入が必要）
また、当社セキュリティオペレーションセンター(SOC)におけるリモート監視やセキュリティアナリストによる分析といったセキュリティ運用監視サービスと組合せることで、自社にセキュリティ専門家を有していない企業や自治体向けにも最適なセキュリティマネジメントサービス(※)をご提供いたします。
※2019年4月よりサービス提供開始予定

「MENDEL」の特長は以下の通りです。

（１）ネットワーク挙動解析エンジンを駆使した強力な検出機能
独自のネットワーク挙動解析（NBA）エンジンによる脅威検知機能により、6種類の先進的な分析手法を用いて、過去のトラフィックから検出ルールを作成します。さらに、機械学習した結果を独自のアルゴリズムと組み合わせて、従来のセキュリティ対策製品では検知不可能だった未知の脅威に対しても、高い精度で検出します。

（２）既存のシステムに影響を与えず迅速な導入を実現
既設のネットワークスイッチにミラーポートを設定、またはネットワークタップ装置などを利用して複製したトラフィックを解析するため、既存システムに影響を与えず導入することが可能。導入後すぐに自己学習機能が稼働し、約7日間後には学習結果を元に、高い精度で脅威を検知します。また、IDS(侵入検知)エンジンも搭載しているため脆弱性を含む通信も検知できる上に、NBAエンジンとIDSエンジンを組み合わせて分析することで脅威検知の精度を高めています。

（３）高い視認性で可視化した脅威を、直観的な操作で調査
MENDELはネットワークからアプリケーションに至るまで、複数のレイヤーを分析して、インシデント対応に必要なあらゆる情報を取得。危険度を10段階で判定するなど、解り易いビジュアルで表示します。また、最小限の手順で追跡調査が行え、検知した脅威の発生要因や対処方法も示すなど操作性に優れており、それほど高度な知識がなくとも運用が可能です。


■販売価格
最小構成（200Mbps・センサー＋コレクタ統合モデル）の場合
本体価格648万円～　（税別・標準価格　※保守費は別途）

NECネッツエスアイでは、今後ともお客様のご要望に合わせて、オプション機能や新規サービスの拡充を図ることで販売力を強化し、本ソリューション関連で今後3年間累計売上10億円を目指します。

情報セキュリティ株式会社概要

設立：2014年9月
代表：代表取締役　鈴木　義久
本社所在地：〒650-0012　兵庫県神戸市中央区北長狭通四丁目9-26
事業内容：サイバーセキュリティ製品の販売及び導入・運用サポート
WebSite：https://isec.ne.jp

GREYCORTEX社概要

設立：2016年5月
CEO：petr.chaloupka
本社所在地：チェコ共和国ブルノ市
事業内容：先進的な人工知能、機械学習、データマイニングに関する専門技術を応用した製品の開発及び販売
WebSite：：https://www.greycortex.com/

以上