Breadcrumb navigation

大容量データの格納に最適な「クラウドオブジェクトストレージサービス Wasabi」の提供を開始

2022年2月7日
NECネッツエスアイ株式会社

　NECネッツエスアイ株式会社(本社：東京都文京区、代表取締役執行役員社長：牛島祐之、東証：1973 NESIC、以下NECネッツエスアイ)は、Wasabi Technologies LLC（本社：米国マサチューセッツ州、CEO：David Friend、以下Wasabi社）とパートナー契約を締結し、本日より「クラウドオブジェクトストレージサービスWasabi、以下Wasabi」の提供を開始します。

　昨今、デジタル化が進みWeb会議やIoTを活用していくなかで動画、画像、音声利用が爆発的に増え、大容量のデータを格納する場所の確保が求められています。オンプレミス型ストレージの場合、ストレージの容量が不足すると新たにハードウェアの設置等を行う必要があり、多くの手間と費用がかかります。一方、クラウドストレージは、自社でハードウェアの設置や保守をする必要が無く、簡単に容量を増やすことが出来るというメリットがあり大容量データの格納先として注目されています。

　このたび提供を開始する「Wasabi」は、クラウドストレージの利用料金のみというシンプルな料金体系を採用することで、お客様のクラウドストレージ導入を容易にします。

　NECネッツエスアイは、今後も当社が展開する防犯カメラ関連のソリューション、法人向けモバイルネットワークサービス「ネッツワイヤレス」、データセンター関連のサービスなどを「Wasabi」と組み合わせ、お客様に価値あるクラウドストレージサービスを提供していきます。

　なお、「Wasabi」を活用したサービスの第一弾として、「Wasabi」と当社のデータセンターS-iDC（注1）を閉域網で繋ぎ、「Wasabi」をバックアップアップストレージとして活用するBaaS（Backup as a Service）のリリースを予定しています。このサービスは、大容量のデータをシンプルな料金体系で格納できる「Wasabi」のメリットをいかし、バックアップデータを長期間、安全に格納するものです。

Wasabi Technologies LLC CEO David Friend氏のコメント

「Wasabiは、世界最高レベルのクラウドストレージを提供し、企業における大規模なクラウド移行を支援することに注力しています。当社がAPACにおけるWasabi Hot Cloud Storageの需要に応えるためにビジネスを拡大する中、NECネッツエスアイとのパートナーシップは重要なものとなります。Wasabiは、NECネッツエスアイと共に、業界最低水準の価格、優れたパフォーマンス、シンプルで収益性の高いビジネスモデル、高い信頼性と可用性を備えたクラウドストレージの提供を加速させ、企業がビジネスとイノベーションのメリットを享受できるよう支援してまいります。」

以上

「クラウドオブジェクトストレージサービス Wasabi」概要

（１）提供価格
100TB　月額83,000円（税込91,300円）　
※最低契約容量100TBより、追加は10TB単位にて提供
※インターネット接続費用は含まれておりません。
※初期費用不要

（２）サービス内容
●「クラウドオブジェクトストレージサービス Wasabi」の提供
●保守サポートの提供

（３）特長
①圧倒的なコストパフォーマンス
・データ転送やAPI連携に追加費用が発生せず、競合製品と比べて数分の一の費用で利用できます。
・最新テクノロジー×Wasabiの技術力で高速なデータ書き込み／読出しを可能とします。

②Amazon S3と互換性
・AWS S3のすべてのAPIを組み込み開発されており、AWS S3互換性のあるアプリケーション、プラットフォームの動作を可能とします
　　　　
③データ保存の堅牢性
・Wasabiデータセンタ間の冗長、セキュリティ性の確保などにより、Amazon S3 Standardと同じ99.999999999%（イレブンナイン）のオブジェクト耐久性を提供します。

Wasabi Technologies LLCについて

世界中の数万社の顧客が信頼するWasabi社は、技術分野で最も速く成長し、最もビジョンのある企業の一つとして認められています。カーボナイト（Carbonite）の共同創設者兼クラウド・ストレージの分野における先駆者であるDavid FriendとJeff Flowersが作成されたWasabi社は、これまで2億7500万ドルの資金を確保し、ボストンに拠点を置く非上場企業です。Wasabi社は、2021年6月の日本法人設立に引き続き、関西地域全体におけるサービスの可用性とスピードの向上を目的に、同年10月より大阪にて新しいデータストレージセンタを運用しています。

注1：S-iDC（ストラテジックインターネットデータセンター）
https://www.nesic.co.jp/solution/ss/infla.html#Col4

※WasabiおよびWasabiロゴは、Wasabi Technologies LLCの商標または登録商標です。
※記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

NECネッツエスアイのマテリアリティ

当社は、社会の持続的発展への貢献と自社の持続的な成長の実現のために重要な６つの取り組みを
マテリアリティとして特定し、「コミュニケーションで創る包括的で持続可能な社会」の実現を目指しています。

SDGs(持続可能な開発目標)への貢献

SDGsとは、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、国連で採択された2030年を年限とした17の国際目標です。
NECネッツエスアイグループでは、「コミュニケーションの創出による価値提供」を通じて、世界中の人々が安心・安全で豊かに暮らせる社会の実現をめざし、SDGsの目標達成に貢献してまいります。