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2021年11月
横須賀港出発

reported by Souichirou Kamiya(NECネッツエスアイ)

当社から国立極地研究所に出向している第63次南極地域観測隊の光野和剛隊員が、2021年11月10日、横須賀港から南極観測船「しらせ」に乗り出発しました。
コロナ禍の影響で、昨年に引き続き日本国内から観測船に乗船しての出発となり、約40日間をかけて南極の昭和基地へ向かいます。
隊員の方々は、出発前から数回のPCR検査と隔離施設での2週間の滞在を経ており、この日を心待ちにされていたことと思います。

光野隊員


光野隊員

2代目南極観測船「ふじ」の前でご家族と記念撮影


2代目南極観測船「ふじ」の前でご家族と記念撮影

長野県 東御市での冬期総合訓練の様子


長野県 東御市での冬期総合訓練の様子

アンテナ保守訓練時の記念撮影


アンテナ保守訓練時の記念撮影

なお、観測隊の活動状況や「しらせ」の位置はこちらから確認できます。

光野 和剛 隊員プロフィール

愛知県出身。
NECネッツエスアイ入社後、TV会議システム等の構築や保守を担当。
無線技術のトレーニングや、長野での冬期訓練を経て、国立極地研究所へ出向。
学生時代に野球をしていた経験から体力には自信あり。
音楽が大好きな二児のパパ。

【インタビューを終えて】
インタビューでは、光野さんのさわやかな笑顔と、誠実さと優しさが伝わる受け答えが非常に印象的でした。
今年もコロナの影響で、越冬隊の皆さんはかなりイレギュラーな対応を強いられます。長期間の隔離や、いつもより長い「しらせ」の航海など、大変なことは多いとは思います。しかし、その人柄はこうした影響を吹き飛ばし、周りが自然と笑顔になるものだと感じました。
現地からのレポート、楽しみにしております!お気をつけて!


(「越冬隊の今」東京編集チーム)