当社から国立極地研究所に出向している第61次南極地域観測隊の戸塚慎介隊員が、
例年より早く2020年11月20日、横須賀港から南極観測船「しらせ」に乗り出発しました。
コロナ禍の影響があり、隊員の方々は出発前から数回のPCR検査と隔離施設での
2週間の滞在を経て出発の日を迎えました。
成田空港からオーストラリアに向かわず、観測隊全員が、日本から「しらせ」に乗り、
直接南極へ向かうのは20年ぶりです。
なお、観測隊の活動状況や「しらせ」の位置はこちらから確認できます。
国立極地研究所 南極観測のホームページ「観測隊ブログ」
https://nipr-blog.nipr.ac.jp/jare/
「観測隊はいまどこ?」
https://www.nipr.ac.jp/jare/activity/map62.html
戸塚慎介 隊員 プロフィール
静岡県出身。
NECネッツエスアイ入社後、異動を経て衛星設備現調/保守業務などを担当。
2020年に宇宙関係の部門に異動し、人工衛星と通信するパラボラアンテナの保守などの
業務を通じたトレーニングを行い、その後国立極地研究所へ出向。
キャンプや登山、スノーボードなどのアウトドアが趣味で、休日は小さいお子様たちの良きパパ。
【インタビューを終えて】
戸塚さん、今年は異例ずくめでとても大変な隊である、というのをこちらとしても強く感じました。
例年より長い「しらせ」での航海中に、持ち前の柔らかな物腰とコミュニケーション能力の高さで、
隊員の方々と素敵な関係を築いてください。お身体に気を付けて、頑張ってきてください!
現地からのレポートも、お待ちしています!(「越冬隊の今」東京編集チーム)