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STclientセキュアブラウジングサービス
概要
STclient(エスティクライアント)セキュアブラウジングサービスは、インターネット分離環境を実現する仮想ブラウザ機能をネットワークを介して提供するクラウドサービスです。導入が容易でスモールスタートが可能です。
インターネット分離が求められる背景
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表している「情報セキュリティ10大脅威2021」では、「ランサムウェアによる被害」が1位、「標的型攻撃による機密情報の窃取」が2位となっています。
これらのリスクは多くのセキュリティソリューションを導入しても完全にゼロにすることはできません。
さらには、「内部不正による情報漏洩」、「不注意による情報漏洩等の被害」など、内部からの情報漏洩リスクもランクインしており、インターネットへのアクセスコントロールの強化が重要な課題となっています。
これに対し、総務省やIPAからは業務端末をインターネット環境から分離するよう推奨され、企業向けにも経済産業省より「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」を制定し、ネットワークの分離対策が推奨されています。
アプリケーション仮想化によるインターネット分離
インターネットを分離する方法としては、単純に物理端末を2台用意し、片方を社内業務(イントラネット)用とし、もう片方をインターネット用とする方法があります。しかし、この方法は端末台数が増えることによる管理負荷の増加や場所を取ること、また端末を使い分けなければならないためユーザ側の利便性に欠けるという点が懸念として残ります。
そこでNECネッツエスアイは、ユーザの利便性を落とさず、セキュリティ的にも安全な"アプリケーション"仮想化によるインターネット分離を、当社のデータセンターを利用したクラウドサービスで低価格、短納期でご提供いたします。
特長
短期間、安価なクラウドサービスで小規模からご利用可能
- サービス型でのご利用のため、新たな機器・ソフトの購入が必要なくスムーズな導入が可能。最短2ケ月からご利用を開始できます。
外部ネットワークとの分離
- サーバが外部とのアクセスを中継することで、端末から直接インターネット接続を行うことなくWeb閲覧が可能。
- サーバとPC間はRDP接続のみを許可しているため、外部からのウイルス感染、外部への情報漏えいの心配がありません。
組み合わせ可能なオプションサービス
- URLフィルタ、アンチマルウェア、サンドボックスなどの機能を持ったファイウォールサービスもご提供可能
- 『サイバーセキュリティ』 の専門家による運用・監視 サービスなどを組み合わせてより強固にお使いいただけます。
オプション機能
セキュアブラウジングサービスにオプション機能を付加することで、さらに利便性、セキュリティを向上することが可能です。
中間ファイルサーバサービス
業務上、ブラウザ閲覧だけではなく、インターネットとの間でファイルの送受が必要となる場合があります。
中間ファイルサーバサービスではユーザPCを直接インターネットと通信させないための、ファイルサーバをご提供します。
セキュアゲートウェイサービス
セキュアブラウジングサービス経由でアクセスする先のWebサイトを制限したい場合や、セキュアブラウジングサービス経由の通信であっても高度なセキュリティ対策を実施したい場合には、セキュアゲートウェイサービスを利用してURLフィルタやアンチマルウェア、サンドボックスなどのセキュリティ機能を付加できます。
セキュリティ運用サービス
さらに、セキュリティ運用サービスにて、セキュアゲートウェイサービスで検出された情報をSOC(セキュリティオペレーションセンター)にて24時間365日で監視・分析し攻撃の予兆を検知することも可能です。
※STclientは、NECネッツエスアイ株式会社の登録商標です。
※記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。